明日は明日の風が吹いたら私が儲かる

作詞、短歌、川柳、俳句などに目覚めたユリシーズのたわいない日記。
主に言葉のことに関して書き連ねてみます。

作詞122 『よるをこえて』

2012年08月25日 15時32分30秒 | 作詞(新作)
『よるをこえて』



履きつぶした靴くたびれた鞄
思い出ひとつだけ密かに詰めて

夜風はふわり遠い声を運ぶ

いっぱいの時の中
みんなが夢見た大きな世界
ただ今は静かに眠る
真っ白い羽根に守られて



春の影に休み夏の日向を駆け
秋の名残を探し冬に行き着く

便りのかわりに約束を信じて

たくさんの夜が過ぎ
みんなが忘れた清らかな光
いつまでも誰かを待ってる
秘密の小径のずっと奥


星は巡る いつか消える
月はそっぽ向いて 寂しいな
人は生きる いつか絶える
でも息をしてたら 楽しいな


数えきれぬ人と会い
みんなの心をそっと変えた
薄暗い曇り空の下
まぶたの裏が潤んでも


見つけるよ夜を越えた先
遠くに灯る道しるべ


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