スタートを五分に出て、前半は後方2番手の内でジッと待機。
3~4コーナーでも内目を走り、直線では進路が取りづらい場面もありましたが、最後までしっかり伸びてくれました。
勝ち馬とコンマ5秒差、上がり3ハロンの33.4秒はメンバー中で最速という内容は、17頭中の13番人気であることを考慮したら秀逸といえるでしょう。
惜しむらくは直線残り100mで、3着のペルシアンナイトが内に寄ってきて真っ直ぐに走れなかったこと。
あれがなければ、掲示板には載っていたことでしょうね。
まあ、前が詰まったり挟まれたりするのは追い込み馬の宿命。仕方ありません。
一つ前の記事で書いたように、歴戦の古馬にクラシックで勝ち負けしていた3歳馬が混じった好メンバーでしたし、二桁着順も普通にありえると思っていましたから、6着という結果には驚きも混じっての大満足。
しかもスタートに道中の折り合いという本馬の課題をしっかりクリアしてくれたというレース内容もよかったです。
特に道中の折り合いはピタリ。さすがは名手武豊!(と、こんなときだけ誉めちぎる)
実際にレースが始まるとすぐに内に潜り込み、前の馬との間隔を常に2、3馬身開けて走らせていたんですよね。
パトロールビデオを見て気づいたのですが、車でいうところの車間距離をカテドラルが気分よく走れるようにしっかり取って走っていたんです。
アーリントンCや富士Sで、出負けしたこともあり、同じように前との間隔を取って、末脚勝負に徹し上手くいっているんですね。
周囲の馬との距離が近くなると、ムキになって力むのがカテドラルの悪癖。
調教にも跨がっていない完全なテン乗りで、それを瞬時に見抜いて位置取りを工夫するところは、さすがは武豊だと思いましたね。
厩舎スタッフから聞いたのか、自ら過去の映像を見て感じ取ったのか。
いずれにしても、これまでのレースキャリアの中で一番道中をスムーズに走れていたのは確か。
来年に向けて、重賞勝利に向けてということであれば、ギチギチの馬群でも平常心を保てるようにならないといけないわけですが、このまま武豊騎手に乗り続けてもらえば、そうした"教育"も施してくれるんじゃないかと期待してしまいます。
次はどこのレースを目標にするか。
賞金が少ないだけにレース選択に苦労しそうですが、できれば武豊騎手を主戦として乗れる選択をしてほしいものです。
それにしても、今日は本当によく頑張ってくれました(^^)
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