先週はクラスは違えど勝ちたい2頭が出走して、こうした結果でした。
ヘデントール 1着
クランプダンス 10着
明暗が分かれる結果になりましたね。
ヘデントールはスタートは相変わらずでしたけども道中の行きっぷりが良くて、無理なく3、4番手まで位置を上げることができました。
4コーナーの手応えでほぼ勝利を確信。残り200mで追い出すと後続を一気に引き離しての3馬身半差の快勝でした。
スローペースの少頭数ゆえ、これで菊花賞はもらったー!などとはとても言えませんが、長距離でこそ良さが出そうないい脚を長く使える点は楽しみがもてます。
今回は直線でも変にヨレたりしていなくて、一戦一戦の良化が窺えたのが嬉しかったですね。
あとは無事に2ヶ月後の本番を迎えられるか、レース後の回復にかかっています。
クランプダンスは好位を取りにいったところで引っ掛かってしまい、コントロールが利かないまま体力を消耗してしまい直線に入る前から後退してしまいました。
キャリアが3戦だけだし敗因がハッキリしていたので、もしかしたら短距離ダートを使う前提で地方行きもあるかなと僅かな望みを託して次の近況を待っていたのですが、残念ながら本日の更新で引退が発表されました。
勝負の一戦で見せ場すら作れませんでしたし引退は仕方ないんですけど、もう少し見てみたかった気持ちもあってモヤモヤはありますね。
キャロの3歳世代の勝ち上がりが低めの年ならば延長戦があっただろうにと思うと残念です。
そして頭でわかってはいたけども改めて思い知らされたのは、ノーザンにとって総額4000万円の牝馬はもはやサクッと切っちゃえる馬だということ。
高馬や募集時の人気馬は回収も考えて未勝利馬が現役を続行するケースが安馬よりも多いのですが、そのボーダーが徐々に上がっているなと。もちろん値上げして平均価格も上がっているのだから当然な成り行きなんですけど、価格を問わずやはり一つ勝たないと始まらないんだよなとつくづく感じましたね。
そのためにも体質の弱そうな馬や脚元の弱そうな馬は極力避けるべきと、馬選びの視点で言えばまた最初に戻ってしまいました(笑)
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