朝イチから結構ショックで、体調も良くなかったこともあり、ずるずると馬券まで引きずってしまったという最近の中でも稀にみる(競馬的に)酷い一日でした..
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その最悪な一日のスタートは、京都1Rに出走したサンテルノから。
ダートの未勝利にしては、好メンバーが揃った中でも、5番人気に支持されたサンテルノ。
大外枠が気がかりも、パドックの気配はまずまず。
欲を言えばもっと絞れそうなのと、体の張りがデビュー戦よりは落ちてはいましたが、全くダメという感じには思いませんでした。
初ダートでしたが、返し馬の走りも悪くない。
ただ、外枠が響いたのはありましたね。
スタートそのものは普通でしたが、前々には付けられず、外に振られることを嫌い中団やや後ろで控える格好に。
3コーナー手前から促して前との差を詰めにかかりまして、4コーナーでは5、6番手まで順位を上げたのですが、直線で追ってからの反応が鈍く先団からは逆に引き離されてしまい結果は7着。
う~ん...
おそらく描いていた競馬は、出たなりで先頭集団に取りつき、勝負処からジワジワ進出して、直線での叩き合いに持ち込むだったのではないかという気がしていました。
ところが、速い脚が使えないとわかっているのに、あっさりと後方に控えて脚を溜める策に出てしまう。
そして捲る形でのロングスパート。
いい脚を長く使うだろうと判断しての作戦でしょうが、これって典型的な負ける競馬なんですよね。
後方に位置して、展開が向かなそう(前残り)とわかると、慌てて仕掛けていって、強引な競馬のぶん直線で脚が無くなる。
ここでの早仕掛けは、得てして騎手の「競馬に参加しましたよ」というパフォーマンスなんですよね。
大外枠だけに乗り難しいのはわかるし、きっと在厩での3戦目でデキがそこまで良くもなく、それが行きっぷりにも現れていたのでしょう。
でも、あの競馬では得られるモノがないんですよね(^_^;)
ダートの適性はあるのかないのか、距離は長いのか短いのか、次にどう乗れば改善していくのか。
どれも判断がつきづらい。
言えるのは、展開が向かなくても捲ってねじ伏せるだけの能力は、現時点で備わっていないことだけ(^_^;)
多少強引にでもハナを主張するくらいで進めれば、終いの止まり方で距離が長いかどうか見えてくる(カテドラルの京成杯)し、徹底的に脚を溜めて、コースロスのない状態で直線勝負を賭ければ、切れ味の有無やスタミナも見えてくる。
なのに、どっちつかずの競馬をしてしまったから、敗因をどこに求めたらいいのかわからない。ある意味、無駄な一戦になってしまったんじゃないかと。
あくまで推測ですが、おそらくはダートの適性はあるけれど、体力が付ききっていない現状は距離が長いといったところでしょう。
出たなりでもそこそこのポジショニングが取れ、距離が1~2ハロン短いコース。
つまり東京のダート1600mあたりが現状では向いていそうな気がしますね。
関西馬だし、東京の未勝利戦にそもそも使えるか、使おうとするかという問題点はありますけど。
今日の近況によると、幾らか疲れはあるみたいですから、2~3ヶ月は間を開けそうな雰囲気。
この間にしっかりとリフレッシュして、馬体の成長が見られることを期待したいところです。
※使用画像はキャロットHPより転載しています。
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