骨折、腱や球節に蹄の炎症などなどトレーニングやレースで傷めてしまうケガもあれば、先天性・後天性の疾患も多数あり、ほんとに競走生活を頓挫なく過ごせる馬など見たことがないくらい。
つまり多かれ少なかれ頓挫はつきもので要は程度が軽症か重症かが大きな分かれ道になってくるんですね。
それを前もって見抜くのには限界がありまして、ほとんどが走らせてからでないとわからない、つまり運不運なんですね。ゆえに愛馬の無事を日々願っているわけですが...
G1TCで初出資となった2歳馬と、出資が決まったばかりの1歳馬にそれぞれ悪いニュースが飛び込んできてしまいました。
2歳のクルベリ(父モーリス)
5月に右前の軽い疲れこそありましたが、そこから仕切り直して再びペースアップ。緩さを残すものの、この調教内容ならば8月中にはトレセン移動もあるかなあと踏んでいたのですが...
最新の近況でDDSPという喉の疾患が判明。手術をすることになってしまいました。
530kgもある大型馬だけに心配はしていましたが、やはり喉の疾患が出てしまったかあ(/o\)
馬にとって異常呼吸は競走能力に影響を及ぼすので、これは痛いアクシデント。
以前出資していた馬のように片麻痺を伴う喉鳴りではなく、軟口蓋が背中側に入りこんでしまうというもの。麻痺に比べればマシとはいえ、これも程度が悪くなると呼吸が苦しくなってしまいます。
クルベリは手術することになりました。
自然治癒するDDSPもありますが、今回手術の選択をしたということは症状がそれなりに進行しているからとみるべきで、はたして手術後に影響がどこまで残るのか、走らせてみないとわかりません。
悪化してパフォーマンスが落ちることを予防する意味合いであれば、ほとんど影響なしなので、そうあってほしいものです。
それにしてもこの時期での手術は痛いなあ。おそらくどんなに早くてもデビューは年内間に合うかとなるでしょうから。
急がば回れと思い応援していくしかないですね!
そして1ヶ月前に出資が決まった1歳馬にもアクシデントが起きてしまいました。
ドリームアドリームの20(父マインドユアビスケッツ)
2週間前に疝痛を起こし、調べたところ結腸左背方変位という腸の位置がずれて左の背中側に嵌まり込んで腸を圧迫してう疾患でした。
緊急の開腹手術で事なきを得ましたが、疝痛→腸捻転はサラブレッドの3大死因と言っていいくらいで、捻転までにはなってなかったのが不幸中の幸いでした。
手術は無事に終えまして一週間ほどの経過観察も問題なかったことから命の危険はもうなさそう。
本来更新されない1歳馬に近況の更新があったから何かと思いましたが、読んでさらにビックリしましたもの。
この疾病を調べてみると再発する確率は10数%ということで予後も概ね良好なのだとか。楽観はできませんが手術がうまくいったことで過度に心配することもないのかなという状況です。
1歳馬は8月から9月にかけて馴致→騎乗運動に入り育成施設での調教が始まるなですが、この馬は手術明けだけに2、3ヶ月は遅れてのスタートになりそう。
他の馬たちに最初は遅れをとる形にはなりますけど、挽回の効く時期で助かったともいえます。
7月になってから立て続けに悪し知らせが飛び込んできて、40口だけに結構へこみ気味(笑)
しかし悪いことばかりそうは続かないはず。
この悪い流れをキャロットの愛馬たちが断ち切って...くれないものかなあ(^_^;)
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