枠順も確定して6枠11番となりました。中山マイルだけにもう少し内側が良かったんだけど、大外でないだけマシとポジティブに考えることにします(笑)
前走2着で初重賞Vのチャンスと言いたいところですが、そこはアテにならないカテドラルの事ですから、蓋を開けてみないとわかりません。
ただ、一瞬の脚を活かすのならば中山は悪くないということと、有力な逃げ先行馬が多くて厳しい流れにはなりそう。
上手く折り合いをつけて、直線で捌ければになりますけど、上位に来ても何ら不思議ではありませんので、大きな期待をかけすぎない程度に見守ることにします。
追いきりは前走ほどの動きの良さではないものの、ここに来てフットワークにまた変化が出てきた気がするんですよ。
短距離志向になるにしたがってちょこまかしか小さい走りになっていたのが、再び完歩の大きな走りになってきたような...
少し中距離寄りの体型の変化があるのかもしれなく、悪いことではありません。
その辺りも含めてレースを見ていきたいですね。
カテドラルの話は書こうと思えば幾らでも書けてしまいますが、今回は年下の2歳馬の話に切り替えます。
キャロット2歳で出資している2頭のうち、ドレフォン産駒の牝馬、ジェネラルウィル。
順調に調整が進んでいるなと目を細めていましたら、3月にキャロット2歳馬で一番乗りとなるトレセン入厩を果たしてしまったんですね!
もちろん新馬戦の開始は6月ですから、今回はゲート試験まで。
少し手を焼くことはあったそうですが、ゲート試験も無事にパスして、現在は天栄で再調整中となっています。
北海道からの移動と環境の変化、ゲート練習のストレスで心身ともにお疲れのようですが、これからの調教に支障がなければ6月デビュー目標が極めて高そうです。
近年のノーザンは脈ありの馬しか早期に使いませんし、ましてや新種牡馬のお披露目を考えれば、少なくともノーザンのドレフォン産駒の中では期待をかけられている方なのかなと裏読みしています(笑)
だけど私の中でのトラウマは2年前。ジェネラルウィルと同様に早期デビューを目指して4月頭にトレセンに入ったフラムエトワールだったりします。
フラムはパイロ産駒で気性がキツめ。でも北海道での感触はとても良かったんです。
しかしトレセンでゲート試験に合格するまで一苦労。
最初にあれやこれやと詰め込みすぎてしまったためそのうちゲートを嫌がるようになり、そこで慌ててゆっくり一つ一つ課題をクリアさせていく羽目に。
早ければ1~2週間で合格までもっていく馬もいるところで、合格まで1ヶ月半。その間のストレスは相当だったようで天栄に移ってからも回復に手間取り早期デビューは白紙。秋デビューに切り替えて仕切り直して調整を進めたところでトモの筋肉を傷めてしまい、結局は完治せずにデビュー出来ずに引退してしまいました...
初のトレセンという難しい環境で無理を強いたことで歯車が完全に狂ってしまったんですね。
そんな苦い経験もありましたから、ジェネラルウィルも早期の入厩に浮かれずにずっと一挙手一投足を見守っていったんです。
すると、管理する林調教師は最初から無理を強いずゆっくりと馬に教え込み、2週間で見事にゲート試験に合格させました。
大阪杯に出走するクレッシェンドラヴの近況でも感じていましたが、すごく丁寧に馬を扱うなという印象を改めて感じましたね。
それでもジェネラルウィルにとっては精神的にギリギリだったようで、このタイミングでゲート試験にパスして放牧に出れたのはすごく大きかった。
既に坂路入りもできているようで、ダメージも最小限に抑えられたのは師の管理能力の高さも少なからずあったに違いありません。
知名度はまだ低い厩舎ではありますが、こうした丁寧さは本当に頼もしいですね。
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