少頭数とはいえ1番枠なだけにスタートと位置取りがカギになるところでしたが、スタートをしっかりと決めてその後は掛かるくらいの行きっぷり。松山騎手が何とかなだめて、道中は3番手の内で我慢していました。
折り合いを欠いていたぶん後半の余力があるか心配されましたが、直線入り口で逃げ馬の外に出したときも手応えは十分で、直線半ばで追い出されるとしっかりと脚を使い、危なげなく先頭ゴールイン。一番人気に応えての初勝利となりました。
カスティーリャを含めた三つ巴と思われた戦前の見解で、3番人気のリスカムが逃げて2番人気のヴェルナーが後ろでマークする格好でしたので、前半で行きたがってしまったときにはヒヤヒヤしましたが、ロスを最小限に留めてインで脚を溜められたことで内枠を利することができました。
ヴェルナーが凡走したことで、後続の追撃も厳しくなく完勝といえる内容。時計面は内回りコースや稍重の馬場を考慮しても目立つものではなかったですが、レース内容が良かったので悲観することはなさそうです。
しっかりした末脚を使えるのはモーリス産駒らしからずで、今後クラスが上がっても武器になることでしょう。
いきなり重賞だなんだと強気な事は言えませんけど、3歳春の同世代との戦いの中でもう一つくらいは勝てそうな気がしています。
この後はリフレッシュ放牧だそうで、おそらく次は2~3ヶ月後かな。次走に向けていい充電期間にしてほしいです。
あと10kg程度の増量と精神面の成長が共に叶えば、来春にちょっといい夢を見られるかも!?
とにもかくにも、現2歳勢の5頭の持ち馬の中で勝ち上がる馬が出てくれて本当にホッとしました(^.^)
2015年産 2-0
2016年産 3-1 カテドラル
2017年産 3-0
と勝ち上がり率が例年50~60%もあるキャロットで、3世代で8-1(12.5%)とか恥ずべき数字でしたからね(^_^;)
2018年産はカスティーリャを含めて5頭いるので、あと2頭は勝ち上がってほしいのですが、残る4頭は未だデビューせず...
まあ順調ならば年内には2頭が走ってくれそうですし、カスティーリャに続いてのいい結果を期待したいものです。
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