11月15日。
朝起きて嫁さんの調子を確認。
出血は止まったみたいだが少し熱っぽい。本当は勤務日だったが職場に連絡して休ませた。
おいらも休みだったが、一人暮らしをしている嫁さんのお袋さんのインフルエンザの予防接種と買い物を嫁さんから頼まれていたので、大丈夫だと言う言葉を信じて嫁さんの実家に向かった。
乳がんを発症して約2年。
心配させたくないとの嫁さんの意向で何も知らなかったお袋さんだが、抗がん剤治療が決まった時に嫁さんが自分で病気の事を打ち明けていた。なので会う度に様子を聞かれていたが、流石に昨晩の事は話せない。
用を済ませて自宅へ向かっている途中、次女のねねびんから電話が。嫁さんの体調が気になり昼休みに帰って来たら、胸から血が出てるとの話。
またか…もう病院に連れ行くしかない。
ねねびんがそのまま半休を取ってくれたので、3人で隣町のかかりつけ病院へ。
担当医のS先生が言うには、抗がん剤の効果で悪いものが出て来たのではないかとの事。確かに鮮血じゃなくドロっとした感じだったし、悪い物が出て来たとすれば良しと思うしかない。
ただ、抗がん剤のせいで白血球の値がかなり低くなってるらしく、抗がん剤治療を受けた次の日に白血球の数を増やす注射をしたがあまり効いていなかったみたい。なのでそのまま入院となった。