震災中 小さなお別れがありました。
実家の しばわんこ。
震災での避難中 環境の変化で ≪痴呆症≫が 悪化し
昼夜逆縁、俳諧、二時間おきのトイレ、異常な食欲、遠吠え、等など
余震も続き 精神的に不安定な避難生活の中で 高齢の母には 負担が大きくなってしまいました。
母が下したのは 保健所での殺処分。
でも 私は イヤだった。
要らないモノ としているようで イヤだった。
自分の知らない何処かへ やってしまうようで イヤだった。
でも、私はアパートで 飼えない。
仕方ない選択肢とはいえ、 病院での 安楽死を選びました。
その後は きちんと 火葬に連れて行きました。
合同埋葬もしてもらいました。
保健所での 殺処分より、 自分の決断で 安楽死を選んだこと
どちらにしても 後悔が残ります。
どっちの道を選んでも 後悔しそうなときは、自分の後悔が少ないほうの道を選ぶんだ。
そんな気持ちでした。
子守ワンコって 言われるくらい 子供には優しいわんこでした。
大人は踏んづけれも 子供は絶対踏まないし
子供の手のオヤツは 絶対盗らないし
子供が独りで寝てると そっと傍で寝てあげるし
でも あんまりイタズラが過ぎると ペシッ!と怒るという 人間味溢れる じいさんわんこ
また わんこに逢えるなら またこの子がいい。
家族みんな そう思ってる。
今頃は あの世を満喫してるでしょうか
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ありがとうございます