前から続きます。
ともだちがいない自分にとっては、
ラジオが一番のともだちだった。
パソコンも携帯も存在していない時代、
その頃はまだテレビは「みんなで見るもの」であって、
今のように自分の部屋にテレビがあるだなんてことは
ほとんどありえないことだった。
(ファミコンも流行る前ですから)
ともだちも居らず、
さびしい毎日を送るこの身には、
ラジオぐらいしか身近な存在は無かったのであった。
なんかTBSラジオが好きだったらしい。
昼間は「大沢悠里ののんびりワイド」で少しくえっちな放送を楽しみ、
土曜日はまだ若かった久米宏の「土曜ワイドラジオ東京」を1日中聞き、
夜になると文化放送の新進気鋭(当時)だった吉田照美の「夜はこれから」を聞いていた。
(そういえば、当時文化放送で「漫才クイズ」なるヘンな番組をやってたなぁ~)
そのながれで、
夜中も一人静かに自分の部屋でラジオを聴いていた。
中島みゆきに触れたとき、
衝撃が走った。
「悪女」が爆発的に売れた後なので、
中島みゆき自体は知っていたし、
曲もこんな感じなんだろうなぁ、とは思っていた。
しかし。
軽妙洒脱な、
ウィットに飛んでいるのやら、
とこまで脱線するのやらわからない
とんでもなく楽しいトーク、
なんなんだ、この「中島みゆきのオールナイトニッポン」は!
かなり能天気にお莫迦なトークが
2時間の間軽妙に繰り広げられるのに、
いつもラストは
しんみりしたハガキで
生きていることの苦しさを分かち合う
そんな番組で、
オーラスは中島みゆきの曲がかかって終わる。
でも、
お莫迦なトークから「暗い」曲まで
すべて中島みゆきなんだぁ!という番組だった。
レコードを始めて買ったのも当然中島みゆき。
透き通るようで、
消え入るようで、
聞いているこちらも泣きたくなるような、
そんな悲しくて、切ない、
中島みゆきの曲は
一人のときに聞くと
絶 対 い い !
とおもう。
というか、あの頃
いつも一人だったから。
いつも心の支えとして
中島みゆきの歌が心の中に流れていた。
それだけども、
救われていたと思う。
うそだと思ったら、
聞いてみてください。
「わたしのこえがきこえますか」~「予感」ぐらいの初期の作品を
アルバムで、
1人で、
聞いてみてください。
悲しくなります。
でも、
悲しいだけじゃない、という
気分になります。
ともだちがいない自分にとっては、
ラジオが一番のともだちだった。
パソコンも携帯も存在していない時代、
その頃はまだテレビは「みんなで見るもの」であって、
今のように自分の部屋にテレビがあるだなんてことは
ほとんどありえないことだった。
(ファミコンも流行る前ですから)
ともだちも居らず、
さびしい毎日を送るこの身には、
ラジオぐらいしか身近な存在は無かったのであった。
なんかTBSラジオが好きだったらしい。
昼間は「大沢悠里ののんびりワイド」で少しくえっちな放送を楽しみ、
土曜日はまだ若かった久米宏の「土曜ワイドラジオ東京」を1日中聞き、
夜になると文化放送の新進気鋭(当時)だった吉田照美の「夜はこれから」を聞いていた。
(そういえば、当時文化放送で「漫才クイズ」なるヘンな番組をやってたなぁ~)
そのながれで、
夜中も一人静かに自分の部屋でラジオを聴いていた。
中島みゆきに触れたとき、
衝撃が走った。
「悪女」が爆発的に売れた後なので、
中島みゆき自体は知っていたし、
曲もこんな感じなんだろうなぁ、とは思っていた。
しかし。
軽妙洒脱な、
ウィットに飛んでいるのやら、
とこまで脱線するのやらわからない
とんでもなく楽しいトーク、
なんなんだ、この「中島みゆきのオールナイトニッポン」は!
かなり能天気にお莫迦なトークが
2時間の間軽妙に繰り広げられるのに、
いつもラストは
しんみりしたハガキで
生きていることの苦しさを分かち合う
そんな番組で、
オーラスは中島みゆきの曲がかかって終わる。
でも、
お莫迦なトークから「暗い」曲まで
すべて中島みゆきなんだぁ!という番組だった。
レコードを始めて買ったのも当然中島みゆき。
透き通るようで、
消え入るようで、
聞いているこちらも泣きたくなるような、
そんな悲しくて、切ない、
中島みゆきの曲は
一人のときに聞くと
絶 対 い い !
とおもう。
というか、あの頃
いつも一人だったから。
いつも心の支えとして
中島みゆきの歌が心の中に流れていた。
それだけども、
救われていたと思う。
うそだと思ったら、
聞いてみてください。
「わたしのこえがきこえますか」~「予感」ぐらいの初期の作品を
アルバムで、
1人で、
聞いてみてください。
悲しくなります。
でも、
悲しいだけじゃない、という
気分になります。
大学生のころ浸っていた。
けど、一時「中島みゆきを好き」って言えない時期があったなあ。ネクラという言葉が、はばをきかせていたころ。
でも、いまやっぱり、「中島みゆき好き」な自分を認めています。
「予感」以前の、
たとえば「世情」とか「うらみます」とか「悪女」とか、
そういうイメージが強かったため、
なかなか言い出せなかった時期がありました
その後のポップな中島みゆきも好きなんですけど
でも、
あの頃の「神罹った」中島みゆきも好きなんです