自然観察系ぷち旅日記 うにまるが行く!!

遅咲きのなんちゃってトラベラーうにまるが再び動き始めます。薔薇と化石と砂漠を巡る、自然観察系旅日記です。

おすすめ度200%!海馬遊び!!

2018-07-30 12:00:53 | 日本の最西端で皆既月食ツアー
こんにちは。本日2回目の更新は2018年7月26日の日記より

与那国島といえば、与那国馬。



島にはいくつもの牧場があり、畜産は漁業、農業と並ぶこの島の大切な産業。

草原と断崖、それに馬。わたしの中のイメージでは与那国島はイースター島にかなり似ています。


↑イースター島

でも、イースター島にはこんな光景はありません。これぞ与那国な体験!



それが海馬遊び!!!
これはやらずに死ねないやつ

馬と海で遊ぶなんて、いったい誰が考えたの???今や沖縄中に広がっているそうですが、海馬遊びは与那国島のが発祥の地らしいです。



そして、体験して初めて分かるこの楽しさ。1人旅なので、ちょっと気恥ずかしいなって思っていたところ、同宿の方と参加できることに♪

私たちが申し込んだのはこちらの牧場


HPはこちら

電話をかけて、時間を聞いて、あとは直接ビーチへ。ちなみに身長と体重を聞かれますが、小型な馬への負担を考えてのことなのでサバ読まないように(笑)

少し早めにビーチへ着くと、出勤して来た馬たちが海岸で足慣らしをしてるところでした。





めっちゃかっこいい!!!

残念ながら海馬遊びは砂浜を走ったりはいたしません。…ていうか、それはやれと言われても無理です(^^;;



まずは馬とご挨拶。
私たちが乗った馬は「しゅうちゃん」というお母さん馬。

海の中で体をゴシゴシ洗ってあげながらスキンシップ。





熱い鼻息に感動したり、ふにふにの鼻を触らしてもらったり…。



そして、いよいよ乗馬。
海の中だから落馬しても安心なので大胆に乗れちゃいます。



手綱の持ち方や、進めや止まれの合図、曲がり方など、簡単な馬とのルールを教わり海の中を移動します。




深すぎず浅すぎず、自分の膝が海水に着くくらいの場所をしゅうちゃんは力強く進んでいきます。



暴れん坊将軍みたいに波打ち際をカッコよく走ってみたいけれど、それは素人には無理(笑)

そのかわり、なんと尻尾の毛につかまって、泳げます!!!!!





もー楽しすぎるぅ〜!!!!!



しゅうちゃんにぐるぐる回ってもらって、わざと海に落とされてみたり…



ありがとねー、しゅうちゃん。



そしてインストラクターの皆さん♪



1年間研修生として島に滞在しているんだそうです。ものすごい経験ですよね。

さまざまな方が利用するビーチ。海を汚さない努力にも頭が下がります



馬は砂浜に上がると、ゴロンと横になって砂浴び。その勢いの良さにもうびっくり!!



あっという間で動画撮り損ねちゃいました。ここ、忘れがちなポイントだから、これから行かれる方はぜひ。あと、写真撮りたい方は水中対応のカメラがあると楽しさ倍増!

水中対応じゃないカメラもインストラクターさんに預けておけばこんなに素敵な写真を撮っていただけます(*^o^*)



海馬遊びは時間にして1時間ほど。2人で16000円(1人8000円)。お茶付き♪



他にも島内を乗馬で巡るコースなどもあるようですが、夏場は馬がバテるので海をメインにしているとのこと。

ちなみに与那国のビーチはサンゴ礁などはないですが、クマノミなどカラフルなお魚をみることができます。







何より青い海にぷかぷか浮いているだけで気持ちがいい。





与那国サイコー!!









今日は18時にも更新するので、よかったら見てくださいヾ(@⌒ー⌒@)ノ


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コトー先生になって島内一周

2018-07-30 06:30:26 | 日本の最西端で皆既月食ツアー
おはようございます。
現在地自宅です。楽しい時間はあっという間。



ぴよよんさん、留守の間の水やりありがとう。さ、次のステップに進むため、がんがんアップしていきますよー。

さて、今回は2018年7月26〜27日にかけてのお話。




与那国島は周囲24km。自転車でも3〜4時間で周れるとのこと。しかし、暑いし、アップダウンはあるしなので、あまりオススメされてません。

ちなみに、観光ポイントを巡る公共の交通手段はありません。集落を結ぶ路線バスがあるのみ。



無料であることと、路線内であれば乗り降り自由ってのは、かなりありがたいのですが、本数の少なさは致命的

出発前は無謀にも「24kmなら歩けるじゃん」と思っていたのですが、太陽パワーを甘く見てました。

となると運転免許のない私に残された道はこれ一択



自転車借りました。
電動アシスト付き(笑)

ちなみに島で電動自転車が借りられる場所はここ一軒です↓


与那国島風(う)牧場/たんぽぽ流ツアー

なんと自転車を借りるにも、隣の集落へ行かないとならないのです(^^;;

しかし、そこは島ルール。
オプション料金で宿までの送迎や自転車の移送も行ってくれます。わたしは迎えにきてもらって、最後は自転車をとりに来てもらったので、レンタル料が24時間で3000円と追加が750円。

払った分の元はとるぞーってことで、いざ出発!!



与那国島と言えば、まずはあれですよね!!



Dr.コトー診療所

こんなイメージのドラマであってますか?



ごめんなさい。
実は見たことないんです(^^;;

与那国島のサイクリングはめっちゃ気持ちいいです。








風を切る爽快感。どこまでも続く誰もいない道。頭の中が空っぽになっていきます。気づいたら大声で歌っちゃってました。「世界でいちばんあつい夏」。あとは「Ring Ring !」

わかる人は同世代認定ですよ(笑)

あとね、意外にも合唱曲とか口をついて出てきます。職業柄もあるかもだけど、それ以上にストレートすぎる歌詞が心に響くみたいです。

心がどんどん素になっていく感じ。こんな開放感を感じたのは人生で初めてかも。

だって、目の前に広がるのはこの海ですよ!!







ただし登り坂は地獄。進んだ分だけ戻らないといけないし…(¬_¬)



特に南端の東崎の灯台まではどの集落からも6kmは離れているわけで、ここへ行くなら往復12kmは覚悟しないと。炎天下の登り坂、遮るものはなにもなし(>_<)

その分、比川の集落から東崎までのコースは絶景続き。

立神岩





大河ドラマのロケ地でもある軍艦岩





そしてこちらが東崎の灯台






これは行かずに死ねない!!!

海の青さで言えば、祖納の集落の手前にある六畳ビーチは絶景中の絶景。





これを見ないでは死ねません。

レンタルバイクやレンタカーは便利だけど、自転車だからこその感動が間違いなくありました。









この感動はプライスレス!!!

頭の中を空っぽにしたくなったら、迷わず与那国島へお出かけください。





本日はこのあと2回、昼の12時と夕方18時にも更新わ予定しています。仕事の合間に「うにまるが行く」。
どうぞよろしく╰(*´︶`*)╯♡



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日本で最後に沈む夕陽と悲しい伝説

2018-07-29 18:00:11 | 日本の最西端で皆既月食ツアー
こんにちは。現在地、まもなく搭乗直前の那覇空港です。



それにしても日に焼けました。50歳を前に一皮どころか、二皮剥けそう(^^;;

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さて、本日2回目の記事も2018年7月24日の日記から。



西の果てにある与那国島。
つまり、ここは日本でいちばん最後に夕陽が沈む場所。

宿のすぐ地区には「日本で最後に夕陽が沈む丘」というのがあります。



この碑がある場所まで、最後の3分はこんな草むらを歩くことになるので、長ズボン&靴下がオススメ!!

で、この丘のすぐとなりには、なんとも暗澹とした気持ちにさせられる悲しい場所あります。



【久部良バリ】

写真では分かりにくいですが、海岸線にあるこの亀裂は、幅3〜4m.深さ7〜8mあるそうです。

200年ほど前、琉球王国と薩摩からの二重支配に苦しめられていた島に残る悲しい伝説。

人口に対する税金(人頭税)に苦しめられていた島民たちは「口減らし」という選択を迫られます。そして、この断崖の亀裂に妊婦を集め、走り幅跳びさながらに跳ばせたというのです。その結果は想像に易く、転落死するものあり、流産するものあり…。

姥捨山伝説を始め「口減らし」のための話はこれまでにも耳にする機会がありましたが、これは悲惨すぎます。伝説なので実際のところはわかりませんが、こういう伝説が残っているというだけで、なんとも暗澹たる思い。



崖の向こうに沈む夕陽さえ滲んで見えます。男尊女卑という言葉がありますが、これはあんまりな話。どう考えても、ありえない(¬_¬)

とはいえ、男性側にも厳しい掟があったようで、いついかなる時も徴集に遅れると労働力外と見なされ死が待っていたそうです。もちろん老人や病人、子どもなど、弱いものが切り捨てられたという話も…。

平和な時代を当たり前に生きている自分からは、想像もつかない世界ですが、そうした歴史を経て今があるのも事実。
そして、今このときにも差別や偏見、貧困や支配に苦しめられている人がいるということも遠い世界の話ではないという現実。



こんなに美しい風景を、美しいと感じられる自分の幸せ。

こちらが本日、日本で最後に沈む夕陽です



どうか皆さんの心に届きますように。

世界は本当に美しいです。
1人の力は弱くても、たくさんの心が重なれば、それは世界を動かす力になるんじゃないかと信じています。



日は沈み、また登る。
世界が平和でありますように!!

今日も1日お疲れ様♪




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絶海の孤島!与那国の青い海!!

2018-07-29 10:40:42 | 日本の最西端で皆既月食ツアー
こんにちは。
120%ではしゃいでいたため、更新が滞りました。写真がたまりまくりです(^^;;
現在地那覇。夜には自宅に着く予定。


台風で延泊したリアルタイム情報はFacebookページで確認できまーす。
unimaru diary

さて、本日は与那国島の青い海を紹介したいと思います。

2018年7月24日!
与那国島についに上陸!!!



与那国島には3つの集落があって、船がつくのは漁港のある久部良地区。





カジキ漁が盛んで、今年の国際カジキ釣り大会では273kgの大物が揚がった模様。

今回お世話になったのは港から坂道を5分ほど登った民宿もすらさん。







1泊朝食付きで3500円。
洗濯機の使用料無料な清潔なお宿!!

今回は楽天から予約
こちら

オーナー、ありがとうございました♪

さっそく久部良地区散策。
港の隣には小さなビーチ「ナーマ浜」があります。



見てください!この海の色ですよ!!!

そしてこの透明度!!!!!
水の中のうにまるの足もくっきり見えます。





この海から西へと登って行きます





海だけでなく空だってこの青さ。
ただし、照りつける太陽の暑さも半端ないです。







汗をたっぷりかきながら登った先には最西端の灯台が!!!!!



こちらが最西端の碑



うにまる、日本の最西端に立つ!!!

丘の上から眺める久部良地区



1500人と言われているこの島の人口。2016年に自衛隊の駐屯地ができたことで、以前より15パーセントほど増加したそうです。

それぞれの地区にどれくらいの人が住んでいるかはわからないのですが、単純計算だと500人くらい?



道端で車や人とすれ違うのは数えるほど。ビーチや展望台も人影はほとんどありません。自販機すらないですからね…_| ̄|○

ここは、まさに絶海の孤島!
離島感、半端ないです!!!



そして、この島の真価はまだまだこんなものではなかったのですが、とりあえず今回のお話はここで終了。



皆さま、台風の影響、大丈夫でしょうか?
いい日になりますように
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ




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通称ゲ○船!与那国航路を行く!

2018-07-26 21:49:18 | 日本の最西端で皆既月食ツアー
こんばんは。今日海馬遊びしてきました。
想像以上にサイコーの体験!!



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さて、本日は2018年7月24日の出来事よりお届けします。



石垣フェリー埠頭。

与那国島へ行くフェリーは、他の離島観光の高速艇とは違い、どでかいフェリー。

よって乗り場も違います。



徒歩にして10分ほど。港をぐるりと回った反対側になります。



遠目には立派なターミナルに見えますが、実際にはチケット売り場の窓口があるだけで、待合室や食堂はありません。

あ、窓口の向かい側にあるにはあったのですが、閉まってました。



事前調査済みだったので想定内です。

フェリーよなくには水曜と土曜のみの出航。石垣ー与那国島間をおよそ4時間半で結んでいます。



2014年に新調されたという立派な船♪

しかしながら、全く人気がない。10時出航なのですが9:30までには乗船しておいた方が良いという情報。9時に到着したのは早すぎたのか???



乗船していていいと言われたので、とりあえず中へ。誰もいないけどまぁ、いっか(笑)



おお外観もさることながらなんて立派な!!!











なんとベッドまでありますよ!

一番乗りだからどこでも選びたい放題
(最終的にも選びたい放題な人数しか乗船しませんでしたけど)。迷わずベッドを1つキープしました。

というのもこの船。外洋を通るため、相当揺れるらしいのです。付いた名前が「ゲ◯船」(^^;;

船内のトイレにはこんな張り紙が



「洗面台で嘔吐しないでください」って言われても、よっちゃったらどうすればいいのぉ???

安心してください!!!!!

専用の嘔吐台(?)が完備されています



!!!!!!

そんなわけでビビりな私は酔い止め飲んで、最初から寝ていこうと決めておりました(笑)

そして後半の1時間くらいは酔うのを覚悟で甲板に出ようかなと…。



ちなみにこの日は波の高さ1.5m。事前リサーチによると大したことはなさそうです。

実際に、大したことはなかったかと思います。

しかし30分過ぎたくらいから、だんだんと左右に傾くことが増え、時にぐるんぐるんとローリング。それでも荷物が動くことはなかったので、やはり大したことはなかったのでしょう。

ベッドでに横になっていると伝わってくるエンジンの振動。そして、途切れることのないエンジン音(とぎれたらやばい)。

久しぶりの感覚に世界一周のときの船旅の記憶が蘇ってきました。不思議ですね。脳みそっていろんな感覚に直結してるものみたいです(笑)

そんなかつての経験が、これは起きて大丈夫と、goサインを出してきました。そんなわけで寝るのはやめて行動開始!



出航から2時間、船は上の地図のあたり。もう半分くらい?

目の前に広がるのは東シナの大海原!!!



立って歩こうとすると時折ぐらっとはしますが、そら以上ではない様子。やはり、この日の海はラッキーだった模様♪



外に出るとカツオドリ(?)が船の周りを飛んでいました。よく観察していると、どうやら船の進路で慌てて飛び出したトビウオの群れを狙っている様子



繰り返される激しい攻防は手に朝握るものでした。

そして、時間もあっという間に過ぎていき、気づけば目の前に与那国島!!!





お待たせしました!明日のブログ寄りいよいよ与那国島上陸です。西の果ての島はなにかと驚くことばかり。どうぞお楽しみに!!!




今日も1日お疲れ様♪
明日もいい日になりますように
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ




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