前述の通り、うちにはスコティッシュフォールドの母娘がいます。
先日、母猫が膀胱結石の手術のため入院していたところ、経過良好ということで無事帰ってきました。
突然いなくなった母猫を探す毎日を送っていた娘猫でしたから、さぞかし喜ぶ事だろうと私もはやる気持ちで迎えに行きました。
ところが予想とは裏腹に帰宅した母猫をみて威嚇を始める娘猫
一体どういう事なのでしょうか。。。
この顛末は後回しにして、まずは娘猫が産まれた時のエピソードから。
なかなか種付けがうまく行かず、3回目でやっと妊娠した母猫。強すぎて並の雄猫だと撃退してしまうらしいです。
時は流れて臨月に入り、そろそろいつ産んでもおかしくない時に1週間ほどの出張が入るという間の悪さ。
不在間、母猫のケアは近所に住む両親と近隣の幼馴染たちに託しました。
ちなみに私の住まいは祖父母から受け継いだ超昭和時代の一軒家です。
その前はマンションに住んでましたが祖母の逝去に伴ない転居しました。
そのおかげでこの子達と暮らせてます。
脱線しました。
何とか産まれる前に戻ることができたのですが時期的にもう限界付近
出張から戻った晩はこれまで世話してくれた幼馴染たちを招いて料理を振る舞ったりしてその時を待ってました。
今にも産むような素振りを見せていましたがなかなか産まない。人が多いのが原因かもという事で解散、片付けをして寝床に。
寝ついてどれほど経ったか分かりませんが、突然顔に水を掛けられたような感じがして飛び起きました。
視界の端に母猫が走り去る姿が。
私の顔の上で破水したようです。
急いで追いかけて、出産場所として準備したケースに向かうとすぐさま母猫の短い鳴き声が。
恐る恐る覗き込むと小さな黒い影が動いているような気がします。母猫が一生懸命に舐めていました。
その後も短い鳴き声とともに出産する母猫
私はただただオロオロするばかり。
↓その時の母猫の様子
産まれたのは3匹
残念ながら末っ子は一日保たずに虹の橋を渡っていきました。
私はさめざめと泣きました。
その子にもちゃんと名前をつけてしっかりと弔いました。
時は経ち、すくすくと育つ兄妹たち。
耳が垂れていない方が兄猫
スコの耳が垂れ下がる確率は3分の1だそうです。
2か月後に新しい飼い主のところへ旅立っていきました。
こうして私と母猫のもとに娘猫はやってきたのでした。
それから更に時は経ち、はや5年
もはや仔猫とは言えなく、体重約5キロの傍目にはかなり大きな猫に育ちました。
↓町内会の集金などで近所を回る時はこのスタイルで一緒に行きます。猫が好きなお宅の金払いが良くなる効果が笑
ほぼ母猫から離れたことがなく、いまだにお乳を吸う素振りをする娘猫ですが、しばらく留守にしていた母に威嚇を始めたのです。
思い当たるのは母猫がしている腹帯
見出し画像の洋服みたいなやつです。
その腹帯に病院の匂いと他の犬猫の匂いがついているのと母猫の見た目がおかしくなっていることが原因と思われます。
一回「あ!おかーさんや!」と近づくも直前でシャーって。
当の娘猫も顔と音は母猫なのに匂いと見た目が少し違うことに混乱しているよう。
一方。母猫はしょんぼりしてました。
ことある毎に娘の毛繕いしようとするも怒られる。
腹帯が外れる時までこの何とも言えない微妙な関係が続いたのでした。
今はすっかり元の仲良し母娘に戻っています。
長くなりました。
おわり!
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