「母さん、オレ バイトするから借金させて」
は?
借金って?なにに使うの?
YouTube制作の一部を外注したいと
訳の分からないことを言ってきた。
でも、せっかくバイトする気になったのに
ここで否定してはいけないと思って
「ちゃんと返すならいいよ」と答えた。
仕事から帰ると、次男は「オレ、バイトだめだわ」と言う。
WEB制作のバイトを見つけて電話したら
たくさん応募が来てるから選考するために
履歴書と職歴を送るように言われたと。
そのときは普通の表情で、
「いいや。そのバイトがダメなら違うバイトする」と言った。
夕飯食べた後、散歩しようと次男から誘われて夜道を一緒に歩いた。
次男は歩きながら
「不労所得欲しい」と呪文を唱えるように何度も繰り返し
「オレダメだー」
「ウンコでごめん」と言い出し、
急に泣き出した。
「オレもうやだよー」
「辛いよ。社会に適応できない😭」
ウンコじゃない
ダメじゃないよ
大丈夫だよ
と慰めながら歩いた。
WEB制作のバイトに夢を抱いて
現実の壁にぶつかったというところか。
世の中そんなに甘くないよ。
(YouTube制作の一部を業者に委託するためにWEB制作のバイトするって、私には支離滅裂に思えるのだが…)
いつか沼から這い出すことができるのかな。
息子の涙を見るのは辛いよ🌙