『若者たちに死を選ばせない』を観た。
コロナ禍で10代の自殺が増えているという。
自殺の原因第一位は『不詳』で、3割を占めるとのこと。
原因が分からないまま突然子どもに死なれてしまった親御さんが取材を受けていた。
ある日突然『学校行きたくない』と言われて
「夏休みまで後少しだから行ったら」と答えたら
その日学校に行ったあと帰らぬ人になったと
親御さんはずっと自分を責め続けていると言う。
専門家組織が若者の自殺の分析したところ
自殺した若者の直前の検索ワードの一位は
『学校行きたくない』だったそうだ。
それを聞いてドキッとした。
次男は今でも『学校行きたくない』と言うのだ。
私が「学校なんて行ってないのに」と言うと
次男は学校に行っていた時のことを思い出すだけで『学校行きたくない』と口に出てしまうと言う。
じゃあ学校辞めてよかったね、と私が言うと
次男は「本当だよ」と言う。
次男はSOSを出して学校から逃げられてよかったんだなぁと
この番組を観て思った。
若者の死をどうしたら減らせるのか…
番組は次の言葉で締め括られた。
「休んでもいい」
「立ち止まってもいい」
そんな一言が誰かの命を救うかも知れない。
あなたの身近な人が生きることを選べるように。