竹田城跡
兵庫県朝来市にある「竹田城跡」は、戦国時代の山城の遺跡です。1443年に築城され、天守などの建物は残っておりませんが、堅牢な石垣や、縄張りなどはほぼ完全な形で残っている珍しい「城跡」です。
標高353.7mの古城山の山頂に位置し、縄張り(お城の敷地)は、東西に約100m、南北に約400mにも及び、江戸時代以前の石垣がほぼそのまま完存している「石垣遺構」としては全国屈指の規模を誇ります。
高台に位置する事から、天気の良い秋の早朝には、濃い霧が発生し雲海を楽しめます。雲海の中に城が浮かんで見える絶景から「天空の城」や「日本のマチュピチュ」と呼ばれ、観光スポットとしても人気を集めています。
浦田佑希