1月5日撮影の玄関。
今日は鏡開き。お供えから外した水引も、載せる相手がいなくて つまらん。
そういえば、今月3日に私が浴室にいると猫Aがやってきた。
ジャバジャバと水が張られていく浴槽をなにか思いだしたような顔で じぃ~っと見ていた。
A&Bが6才の秋まで暮した前の家では、ヒトが湯船に浸かっていると猫共がドアを開けて入って来て、湯船の縁に前足をかけて、お湯をごくごく飲んでいった。(そのため入浴剤の使用習慣は廃れた。)
飲むのはいいけれど後のドアを閉めてけーー と私は嘆いたものだ。
転居してからは私がシャワーを多用するようになったせいか、浴室では洗面器にためた猫用の水だけを飲んでいた。たまに湯船に浸っていても2匹とも興味は示さなかった。
猫Aは、8年ぶりに「たっぷりの適温のお湯」を思い出したのだろうか。
やがて風呂が沸き、私が湯船に入っていると、入れろーと無言でドアをガリガリ。入れてやると洗い場からジッと見ているだけなので湯船にフタを半分して上にのせてやる。
私は猫をささえつつ顎まで湯につかって縁まで水位をあげてやったが、首をのばして湯を飲む体勢を取ることができず、結局ちょっと濡れただけに終わった。
私はすっかりのぼせた。
あれは、ふと昔の習慣を思い出したのかそれともただ「湯船いっぱいの水」なら上手く飲めるかも、と思っただけなのだろうか。それだけ聞いてみたい気がする。
使用カメラ:Nikon COOLPIX L20