ライブとフジ

現在、ライブとフジで株式の件で世間を騒がせているけど...これは置いといて...
この二つの会社の将来への考えを僕なりに独断で考察してみた。
ライブはITに対してメディアを融合させようとしている。
フジはメディアにITを融合させようとしている。
結果を見ると同じように思えるが、この二つでは実現させるためのアプローチが異なって来る。
この違いが、今までの色々な企業の争いになっていた。

【ITに対してメディアを融合：インターネットありき】
解りやすいところでは、PCでTVが閲覧できるようになった姿ですね。
インターネットしながらTVを見る。
ここまでであったら既に実現は出来ている。
これなら、TVを見ながら放送局にアクセスでき視聴者参加型が実現可能にはなるが、PCが必要になる。
携帯電話でも可能だと思う。
ただし、これはPCや携帯電話がなくてはならない、そして操作に馴れが必要。
お年寄りとかには苦しいかも知れないけど、これから未来を見れば、利用できる人が増えると思われる。
インターネット利用者がTVを見る限り発展していくと思われる。

【メディアにITを融合：TVありき】
これから発展を遂げる地上波デジタル放送ですね。
TVとしての大画面および画質向上としてのメリットは高い。
双方向を実現させ、高品質なTVを見ながら電話回線等で放送局にアクセス出来る。
これであれば、PCより操作は簡単にはなると思うが、利用範囲が限られてくる。
PCが使用できない人が存在する現時点では...近未来までは有効と考えられる。
しかし、遠い未来には...PCまたは携帯電話が使用できる人が増えてくるから...
これから、PC環境と融合になると、現段階までの双方向に対しての技術や開発費が莫大に損失することになる。

お互いが今出来るところから入るとすると、おのずとアプローチの方向が異なってくる。
捨てるものもかなり多くなってくる。
両方を取り入れるのは無駄が多い。
両立させるのは難しそう。
今回のライブとフジだけではなく、これらの業界は今後どうなるのだろうか？