先日、郡山美術館で、「アーツ&クラフツ展」を見に行きました。
一応、実はインチキコーデいや、インテリアコーディネーターなので
何かで告知を見た時に、行ってみたいと思っていたのです。
その時にそんな感想を抱きました。
アーツ&クラフツというのは、(以下郡山美術館HPより引用)
イギリスの芸術批評家ジョン・ラスキンは、
産業革命にともなって出現した機械文明を批判し、
手工芸が生活と深く結びつき、
日々の創造的な労働に喜びが感じられていたイタリア中世の時代を論じました。
このラスキンに心酔したウィリアム・モリスは、
機械による量産を否定、
無名の職人たちによる中世の手工芸を理想とした美術工芸運動
「アーツ・アンド・クラフツ運動」を展開します。
引用終わり
現在、家というのはよくも悪くも工業製品化がすすんでいます
(その中でも、在来工法は一番工業製品化していないと思いますが)
前述のアーツ&クラフツのときと、時代背景もまったく違いますが、
工場で製品化されたものを、組み立てるだけといった工法が
多くなってる現実に、危機感をもっているのです。
そして、残念ながら、組み立てしかできない大工も実際に増えているようです。
機械文明を否定するわけではもちろんないのですが、
手作りの良さをもっと伝えていきたいと思っています。
何十年後には、木造の家が特殊なものになっていませんように・・
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