福島 木の家 株式会社氏家
先日、「運気を磨く 心を浄化する三つの方法(田坂広志著)」という本を読みました。
原子力工学の博士の方が書くからこそ面白い部分もあり、
とても興味深く、楽しい本でした。
その本のなかに、
「未来の記憶と呼ぶべき体験の話」
というのが載っていました。
そういえばと、
ただの偶然というには、
あまりにも出来過ぎている出来事を思い出しました。
それは、数年前にあったことです。
ある団体の行きたい旅行があったのですが、
自分が申し込みに少し遅れたという事もあって、
結局はいけませんでした。
その時の担当者が言うことには、
多少遅れても大丈夫との事なので、
行けると期待していた事もあって結構ショックな出来事でした。
その夜、いてもたってもいられず、
1人で飲みに出たのですが、
とあるバーで会った友人に、
「実は○○(人気地区であまり土地の出ない所)で土地を探している」
と言われました。
その時に、たまたま○○に住んでいる友人に、
「その辺で土地ないですか?」
と聞いたところ、
「あります」
と返事あり、
「どの辺ですか?」
と聞くと自分のウチの土地を売ろうと考えていた言うことでした。
それを紹介したところ、
気に入っていただき、
無事に家ができて、
喜んでいただいたという事がありました。
あの時もし、旅行に行っていたら、
あの時もし、バーでその友人に会わなかったら、
あの時もし、住んでいる友人が売ろうと考えていなかったら、
この話はなかったのかもしれないと思いました。
このように、1つ1つの偶然が重ならなければ、
完結しない物語のような事が起きるというのは、
誰にでも少なからず経験があるのではないのでしょうか。
そのような経験は全て偶然で必然なのかもしれません。
そして、未来の記憶とは良縁の事ではないかと思います。
皆様との間に生まれたご縁を大切にしていきたいと思います。