勉強をより効果的で面白いものにする、策の1つ。
2008年に発表された論文によると、グループロールプレイによる歴史の授業は高校生の歴史の成績をあげ、また批判的思考の向上も見込めたという。 具体的には、歴史の基礎知識を身に着けた...
年表学んで歴史シミュレーションゲームやれば、少しは歴史に強くなれる。
2013年に発表された論文によると、学習内容とゲームジャンルが一致している条件において、ゲームによる問題解決能力の向上には事前学習が有効であり、また事前学習はゲームで得られる楽しさ...
ミルグラム実験で示されたような圧力からの、脱し方の1つ。
1965年に発表された論文によると、複数人の行動範囲を狭めるだけの圧力がある環境下にて、反乱で得られるメリットが確定した場合、対象は圧力に抗い始めるという。 この場合のメリットと...
辛抱強さや責任感は学習戦略という形で表れ、そして成績を向上させる。
2015年に発表された論文によると、良心性(辛抱強くやりきる力。責任感。誠実性)はより深みのある学習戦略という形で現れ、そして全般的な学業成績を向上させたという。 具体的には、学...
矛盾する要求を投げかけてくる、相手の頭の中を解説。
1971年に発表された論文は、ダブルバインド(相反する複数の命令を投げかけること)は投げかける側の不規則かつあいまいな定義の評価によって発生するものであり、また投げかける側の葛藤や...
心の迷いが、ネガティブな気分を引き起こしているわけではない。
2013年に発表された論文によると、心の迷いには気分を下げる効果はなく、またそれはネガティブな感情を引き起こさないという。 具体的には、心の迷いは悲しみや不安などの感情によって引...
一次サイコパスと二次サイコパスの、動機の違い。
2005年に発表された論文によると、一次サイコパスは不安を抱かないから、二次サイコパスは衝動的に反応するから、それぞれ非社会的と形容される行動に至るのだという。 具体的には、衝動...
能力と性格・自尊心に相関がない理由。
成績と性格・自尊心の相関を示す論文は数多く存在する。このブログでも、情動的知能と成績が自己効力感を介して正の相関を示した論文(Ana-Maria Cazan 2015,James ...
乳幼児のやる気を育てるための10の原則
1998年に発表された論文は、乳幼児のやる気を育てるための10の原則を掲げている。今回は10の原則を、それぞれ一言説明を添えて紹介する。 前提知識として、内発的動機(やる気)は生...
思春期の子たちは『契り』よりも『拒絶』を重く見ているのかもしれない
2010年に発表された論文によると、思春期における親や同級生からの社会的支援の弱さは、ストレスを介して抑うつ症状を強めるという。 また、社会的支援の弱さは対人関係への依存を引き起...