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赤松敏弘Vibraphone Connection・談話室

みかん電車で行った蕎麦と踏切信号と土曜夜市

『みかん電車で行った蕎麦と踏切信号と土曜夜市』
前回行った時に再び怪しいサブスクが流れていて心配した美容室。今回は極めてフツーのBGMが流れていて快適でした。やっぱり怪しいのはいけません。さて、そんな美容室でみた雑誌に載っていた蕎麦屋が気になって頭がスッキリしたらその足で出かけてみました。久しぶりに鉄分たっぷりにお届けします(笑)
 
 
すっかりコロナ前の様相に近づいてきた実家界隈。それでもまだ路面電車はコロナ禍前の7割程度の運行。路線によっては15分も待たされる場合があります。主なところへは路線が重複するので2〜3分毎ですが。
 
近所の大街道電停で目的地の「松山市駅行き」を待っていますと、やってきたのは環状線1系統の「みかん電車」こと51号。
 
 
この街の電車の最古豪。少し前にかなり目立つデコレートをしていたのだけど以前の姿に戻っていた。あれはなんだったのだろう?
 
 
乗り込むとアナログカーに残っているこの街の電車にしかない「俳句ポスト」もしっかりと。
吊り革の付け根に「みかん」。広告も全て「みかん」のみかん電車。
 
 
ダイヤがまだコロナ禍の間引きもあって車内は混雑気味。でも確実に賑わいは戻ってきている。
 
 
街の真ん中に聳える山としては比較的高い城山にある松山城。実はこの路面電車の市役所前からの眺めが地上から一番綺麗に見えるのです。夜はライトアップされているし。
 
10分ほどで松山市駅到着。
 
 
到着バースで方向転換。このまま1系統の外回りでJR松山駅方面に向かうようだ。環状線はここで折り返して2系統として来た道を戻り環状線内回りのものもあり運用が複雑。すぐ後ろには続行の3系統が追いついている。今日はやたらと昭和生まれのアナログカーが多い。消費電力は大きくてもたくさん乗ってくれたら採算が釣り合うからか?(笑)
 
さて、目指す蕎麦屋はここからさらに歩きで7〜8分の距離。市駅から高浜線の踏切を渡って済美高校方面へ。
済美高校の目の前の国道はバリアフリーの時代に不釣り合いな歩道橋。これが面倒なんだけど、ここは渡ってる途中で高浜線の電車がゴーゴーと通過して行ったりするので鉄分多めとしてはまんざらでもない。
 
 
なんて思っていたら案の定やって来た。元京王井の頭線を走っていた3000系が通過。
そうそう、松山は鉄道に関する施設で他の街にはあまりないものが多い。ここの「踏切信号」もそう。複線の電車が交差点を斜めに横切ってゆくのでその間全方向の信号が赤になり、通常は踏切といえども信号に従って走る。つまり信号が青だったら踏切は止まらずに進め、だ。この数百メートル先にも郡中線の同じく踏切信号が、しかもほとんど高浜線と同じタイミングで作動する。松山のドライバーが踏切での一旦停止を時々スルーするのも、この「踏切信号」のせいかもしれない。今は取り締まっているから減ってはいるが・・・。
 
 
「やればできる! 」で妙に有名になった済美高校。ローソンではありません(笑) 後ろの体育館のスローガン。
 
さて、済美高校を突っ切って正面にジャズのコンサートなどでもお馴染みのキャメリアホールやプラネタリウムなどがある松山市総合コミュニティーセンター(通称コミセン)を見たら!!!
 
 
後ろ!
 
 
手打ち蕎麦「せんり」 http://www.soba-senri.com/
もう開店して随分になるらしいけど、僕は今日初めて知りました。目の前がコミセンとは絶好地ですね。
 
カウンターの奥にテーブル席があったのでそちらに落ち着く。
 
 
メニューがなかなか興味深い。
 
 
天ぷら蕎麦がメインのようだ。生ワサビは別途。ほうー、って事はわさびなしで行けってか?
 
 
焼き味噌・・・・っうん? 西京味噌を焼き味噌にするのか。
その他定番の厚焼きたまごなど、これは改めての機会にチャレンジする価値ありそう。
日本酒も何故か鳥取のお酒が多い。こだわりかな?
 
初めての蕎麦屋に行ったら必ずの、もり蕎麦と天丼のセットにした。
 
 
まず天丼が出てきた。っお、ピンと立ってる。いいねぇ。
 
 
確かに薬味に「生わさび」がないぞ。
なんか楽しみ。
 
 
キタ〜 ♪───O(≧∇≦)O────♪
二八だな。
いった、だっき、まーす!
 
 
まず天丼を一口。サクッと揚がってますね。タレも甘すぎずちょうどいい。
 
この辺りは「うどん」文化なので「そば」はそんなに美味しくなかった。特に「つゆ」は甘すぎて蕎麦には合わないと思うところが多くそばは美味しいのになぁ、と。近年そこが少しずつ改善されたお店が増えてきて楽しい。ここは「辛め」かな。意外なほど。ワサビを入れてちょうどいい感じ。
 
 
天ぷらも美味しいし、今度は厚焼きたまごと西京味噌の焼き味噌でチャレンジしてみようかな。
 
帰りは済美高校の前の歩道橋を上ると再び高浜線の上りが通過。
 
 
鉄分が多いからか偶然か?
 
 
オレンジ一色塗りながら元京王井の頭線がどんどん増備されて今や主のよう。
 
松山市駅まで歩いて再び路面電車で大街道に戻る。
 
 
到着バースには元京都市電の2000形2004号。元京都市電とはいうものの京都を走っていたのは1964年から13年間で、松山に来てから45年だからこちらの方が長くなった。もう京都市電を知る人も少ない。
 
そうそう、外見はそんなに変化していないけど、正面の方向字幕の部分は京都市電時代とは様相が異なる。
京都市電時代は二段の表示で、行先と種別を表示していた。ヘッドライトも左右二つでやや厳つい顔だった。
 
 
松山に来て方向字幕は一段なり、ヘッドライトも1つとおとなしい顔つきに。
 
 
松山のアナログカーに備わる「俳句ポスト」も健在。もう完璧に松山の路面電車。
 
 
京都市電の名残りがこの運転台にあるんだけど鉄分多めでも意外と知らない人が多い。
 
 
ナニワ工機・昭和39年製造プレート。
でもそこじゃなくて・・・・
 
 
運転席の真上。方向字幕の覗き窓が今も二段仕様のまま。これ、京都市電の証です。
 
で、大街道に戻ると、なんだか浴衣姿がチラホラ。
 
 
そうか、土曜夜市だ。先週から始まったらしい。
 
 
コロナ禍で規模を縮小して開催していたけど、今年からフルバージョンの復活らしい。
8月の第一土曜まで毎週末開催される。
 
 
子供の頃、何が嬉しいんだかわからないけど、土曜夜市があるとワクワクしたなぁ。
懐かしい。
 
 
 
 
 
 
 
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演奏:Toshihiro Akamatsu(vibraphone) Hakuei Kim(piano)
 
・Straight, No Chaser......Monk
・Violet Rays.....Toshihiro Akamatsu
・Synonym......Toshihiro Akamatsu
・White Forest......Hakuei Kim
・Beyond the Dream......Toshihiro Akamatsu
・Lake Sagami......Hakuei Kim
・The Gleaner......Toshihuro Akamatsu
enc
・Blue in Green......Miles
 
Nov/13/2022 artspace&cafe @ Ashikaga, Tochigi.
 
 
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■演奏
Vibraphone : 吉野智子  Piano : 雨宮彩葉  Bass : 鉄井孝司  Drums : 小田桐和寛
 
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【サブスク ヴィブラフォン】
 
2000年発売のアルバム「Next Door - birth of the “Swift Jazz”」から
2020年発売の「Next Door - New Life」まで、
VEGAレーベルで発売した10枚のアルバムから人気曲を
高音質でお届けしています。
 
 
色んな意味で生活の中で占める音楽の比率がコロナ以降高まりつつあります。
「聴いて」楽しむ音楽!
好きな時間に、お気に入りの場所で、くつろぎながら
そこでは無限の想像力が、あなたをお待ちしています。
 
 
是非どうぞ!
 

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それでは今日も楽しい一日を!

 


【放送 / ラジオ、テレビ

今週のオンエア (6月23日~6月30日) 
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【テレビ】
東京MX2 (地デジ9ch + ▲up)

番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』

癒しの映像+最新のニュース+最良の音楽。

━━━━━━━━━━━━━━
■平日(月〜金) 15:20〜16:00 (東京シティ競馬中継の時はお休み)

■金曜 25:35 都知事定例会見終了後 〜27:00
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“路面電車のある風景 - 1”

『NEXT DOOR - NEW LIFE/赤松敏弘』(2020年作)


演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh)酒井麻生代(fl)須川崇志(b)小山太郎(ds)佐々木優樹(g)


━━━━━━━━━━━━━━
■平日(月〜金) 16:00〜16:30 (6/26〜東京シティ競馬中継の時はお休み)

■土曜 13:55〜14:00 ■日曜13:00〜13:08
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“ねこの足跡”

21年6月、7月、8月、10月ヴィブラフォン部門【Amazon's Choice】選出作品『NEXT DOOR - birth of the swift jazz/赤松敏弘』(2000年作)


演奏:赤松敏弘(vib)ユキ・アリマサ(p)養父貴(g)新澤健一郎(kb)平石カツミ(b)斉藤純(ds)相内勝雪(mnp)他。

━━━━━━━━━━━━━━
■平日(月〜木) 26:00〜27:00 / ■平日(月〜金) 20:00〜20:08 (6/26〜東京シティ競馬中継の時はお休み)
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“東京点描 城南1”

『SPARKLING EYES/YUKARI』(2021年プロデュース作)


演奏:YUKARI(vib,mar)飯島瑠衣(p)中林董平(b)森永哲則(ds)guest:赤松敏弘(vib)



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