日本の未来「あした」を考える

偏向報道や掲載しても取り上げないニュースに光を当てる。

コロナ流行「危険な新段階」とWHO 新規感染が過去最多に

2020-06-20 07:45:20 | 海外ニュース
AFP令和2年6月20日3時38分

インド南部チェンナイで、新型コロナウイルス感染により死亡した人の遺体を運ぶボランティアら(2020年6月16日撮影)。(c)Arun SANKAR / AFP

 【AFP=時事】世界保健機関は19日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が「新たな危険な段階」に入ったとの見解を示した。
ロックダウン(都市封鎖)措置に対する人々の忍耐が切れつつある中、1日の新規感染者が過去最多を記録したとしている。

 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長はインターネットを通じて開いた記者会見で、各国に対し、決して警戒を緩めないよう要請。
「パンデミックは加速している。WHOは昨日(18日)、15万人以上の新規感染の報告を受けた。1日の人数としては過去最多だ」と述べた。

 同氏は、新規感染者の半数近くが米大陸の人々で、南アジアと中東地域の感染者数も多いと説明。「世界は新たな危険な段階にある。自宅にいることにうんざりしている人々が多いことは理解できる。
各国は当然、社会や経済の活動再開を熱望している」とした上で、「新型ウイルスは今も急速に拡大し、致死的であり、大半の人は今も感染しやすい状態にある」と警告した。 【翻訳編集】AFPBB News


中国コロナワクチン、年内の実用化困難か 感染少なく被験者不足

2020-06-20 07:40:59 | 海外ニュース
ロイター通信令和2年6月19日23時42分

6月19日、中国国営メディアの報道で、中国が開発している新型コロナウイルスワクチンは被験者の不足で大規模な臨床試験(治験)の実施が遅れているため、少なくとも2021年までは販売の準備が整わない可能性があることが分かった。写真は5月25日、バンコクで(2020年 ロイター/Athit Perawongmetha)


 [北京 19日 ロイター] - 中国が開発している新型コロナウイルスワクチンは、被験者の不足で大規模な臨床試験(治験)の実施が遅れているため、少なくとも2021年までは販売の準備が整わない可能性がある。国営メディアが報じた。

5月の新規感染者数は一日平均で10人を下回っており、後期治験を実施するには不利な状況という。

国営中国医薬集団(シノファーム)<1099.HK>傘下、中国生物技術(CNBG)の張雲濤副社長は「より多くの国際協力を仰ぎ、第3相治験を実施できるよう期待している」とした上で、「現在の計画に基づけば、ワクチンは少なくとも来年までは市場に出回らないだろう」と述べた。

北京では先週、180人以上のコロナ感染者が報告されたが、張氏は人口と比較して新規感染者数が少なく、理想的な治験に適さないとした。

CNBGは16日、新型コロナワクチンを用いた治験で抗体の生成が確認されたと発表した。