SBI 新生銀行へのTOB成立 47.77%で子会社化へ
インターネット金融大手「SBIホールディングス」は、新生銀行に対して行ったTOB=株式公開買い付けの結果、株式の保有比率が48%近くに達したため子会社化すると明らかにしました。 SBIは新生銀行の株式を当初、およそ2割保有していましたが、買い増しを進めるため10日を期限にしたTOBを行っていました。 その結果、保有比率は47.77%まで高まり、新生銀行を連結子会社にすると発表しました。 将来的には国の認可を得て過半数の株式を取得することを検討します。 新生銀行には前身の日本長期信用銀行時代に注入された公的資金およそ3500億円が残っていることから、今後、SBIが推薦する新たな経営陣が返済の道筋を示せるかが焦点になります。