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野党「政権ぐるみで私物化」と批判 麻生氏「推薦枠は100~200人」

2019-11-21 21:57:44 | 国内
毎日新聞 令和元年11月21日 20:40

© 毎日新聞 参院財政金融委員会で安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡る問題について答弁する麻生太郎副総理兼財務相=国会内で2019年11月21日午前10時39分、川田雅浩撮影

 麻生太郎副総理兼財務相は21日の参院財政金融委員会で、今年4月の首相主催の「桜を見る会」について招待者として推薦した地元関係者などの人数について「100~200人」と答弁した。
桜を見る会を巡っては、安倍晋三首相の後援会関係者が多数出席していたほか、首相の妻昭恵氏が招待者を推薦した事実も明らかになっており、野党は「政権ぐるみで会を私物化している」と反発を強めた。

 政府はこれまで、今年の招待者1万5000人のうち首相の推薦が約1000人、副総理、官房長官、官房副長官の推薦が計1000人と説明している。
麻生氏は参院財金委で、自ら招待した人数について「事務所に記録は残っていないが、100~200人の間だ」と明言。
「首相も反省して(招待)基準を見直すことを決めた」と釈明した。

 菅義偉官房長官は参院内閣委員会で昭恵氏が招待者を推薦していたことについて「首相からの推薦者約1000人の中に、夫人の推薦も含まれる」と理解を求めたが、立憲民主党の杉尾秀哉氏は「公的行事の私物化だ」と批判。
菅氏は民主党政権でも与党関係者が招待者を推薦したことを挙げ「長年の慣行の中での積み重ねがあった」と述べた。

 ただ、同日の国会の質疑には首相は出席しておらず、議論は深まらなかった。
国民民主党の大塚耕平参院会長は記者会見で「これだけの事実が明らかになったが、首相本人が真摯(しんし)に説明に応じようという姿がみられない」と首相出席の予算委員会の開催を求める考えを示した。
東久保逸夫秋山信一


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