Violin Lesson Voice

大人からのバイオリン、なんと再開。。。人生ってどう転ぶかわからない

弾き続けること

2014-07-23 | エトセトラ@音楽
先日、ママ友にランチにお誘いいただき、美味しい昼食と楽しいおしゃべりの時間を頂きました♡

久しぶりにゆっくりお話ができました。



その方のお嬢さんと、うちの上の娘は、同級です。



お嬢さんは、うちの娘よりも数年遅くにピアノを始めたにもかかわらず、

始めたと思ったら、あっという間に上達して、

一年経ったか経たないうちに「お人形の夢と目覚め」を発表会で弾いたこと、よく覚えています。




本当に、ピアノが好きなのです!




去年の中学の合唱コンでは、立派に伴奏をしておられました。




そのお嬢さん、今は音楽部で主に軽音のピアノを担当しているそうです。

「部活忙しい今も、レッスン続けているの?」と聞いてみました。

そしたら、今はレッスンをお休みしている、、、と。

なぜかと訊くと「教本を進めていくことに興味がなくなったから」というのです。

ソナチネ・アルバムのソナタを弾けるようになったところで、正直、私は「もったいない」と思いました。





「好きな曲を、弾ける範囲で、また習い始めようと思っているみたいなの。アナ雪の曲とかネ」と、彼女は続けました。






…楽器を弾く、というのは、どういうことなのだろう、と、そのとき思いました。





うちの娘も数年前、レベルで言えばソナチネ・アルバムの前半くらいでレッスンをやめ、

それからは弾きたい曲だけを弾いています。それはじつに、自由に、楽しく…

大人から見れば、それはちょっとアナタには難しいんじゃない?という曲も、自由な気持ちで挑戦している。




別に、人前で弾いて拍手をしてもらいたいわけではないのです。きっと、、、


でも先日は、教会に用いて頂き、修養会で賛美の伴奏を一曲させて頂きました。何とか弾きとおしたようです。






二人とも、それぞれにピアノが好きで、弾き続けているのですね。




それは、レッスンに通う通わない、教材を使う使わない、を超えたところで。じつに自分らしく。





しばらく、そんな彼女たちのことを心に留めつつ、バイオリンを弾いていこう、と思った次第です。






音楽の自由に、乾杯。








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両手になった!&バイオリンの優先順位は・・・

2014-04-25 | エトセトラ@音楽
昨日は下の子のピアノのレッスン日でした。

通い始めて5週目。ようやく、両手の練習が始まりました!!


おねえちゃんがつらつらと両手で弾くため、早く両手で弾きたがっていた妹。

でも先生からは、「もう少し片手で頑張ろうね」と言われて、ようやく昨日、両手の曲の宿題が出ました!

題名は「ケーキやさん」。なんてドルチェな感じ♡


宿題では、一小節だけ両手で練習してきてね、というものだったのですが、

昨日レッスンから帰ってくると、同じ音型の小節は、両手で(というか左を付け加えて)頑張っていました。

よほど嬉しかったのでしょうね~~♪

でもまだ片手ずつの練習の宿題もあるのよ~。



さて、わが身のバイオリンはと言えば、道遠し。



でも、バイオリンにばかり意識を向けてはいけない、と自戒もしておる今日この頃。

子供も小さいし、やらねばならぬことも多い、優雅な有閑マダムではないのである。

在宅の仕事のこと、それに大切な教会の活動や、神様と向き合う時間、・・・そして家事! 育児!

夜には上の子の勉強もみている。九時には子供を寝かしつけ…

ゆえに、夫との会話は事務事項のみになりつつある状態(;・∀・)

はてさてその中で、バイオリンに割ける時間、もとい、割いても良い時間とは果たしてどのくらいか?

私の生活の中で、バイオリンの優先順位はどこなのだろう。



最近気を付けていることがある。

子供の前では、バイオリンの練習をしないようにしたことである。

ありがたいことに、午後の1~2時は、大概の仕事を無しにできる日が多い。そこで練習をさせてもらう。

2時には下の子の幼稚園のお迎えがあり、以降は、下の子と一緒に過ごす。家事を見せるのも、一つの教育。

そこで、私がバイオリンを練習してしまうと、子供との貴重な時間が、何だかもったいないような気がするのだ。

あ、でも、先日下の子が好きなユーモレスクを弾いてあげたら、喜んで拍手をしてくれたけど、それは例外。






母の口癖は、昔からこうだった。

「親が夢中にならなければ、子供は良くならない」

・・・まあ、反省の意味も込めての言葉だと思う。



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「ベルばら」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」

2014-03-24 | エトセトラ@音楽
ラヴェル、好きです。

特に「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、私の中でとても特別な位置にある曲。

初めて耳にしたのは、忘れもしない、中学二年の時。
「題名のない音楽会」でオーケストラ・バージョンが放映されて、もう、一瞬で心を鷲掴みにされた。

そのとき必死になって曲名を覚えて、兄にすぐに「この曲知ってる?」と尋ねたら、「もちろん。レコードも持っている」と。

それ以来、兄の留守にはひそかに兄の部屋に忍び込んで、こっそりレコードを聞かせてもらっていました。
だんだんレコードがすり減っていくのが自分でもわかるんだけど、やめられない。

しばらくたってCDを買ってもらった時には、嬉しかったなぁ…

クラシックが好きで、それまでもモーツァルトとかベートーベンとかチャイコフスキーとかの曲はよく聴いていました。

けれど、ラヴェルの曲はなんというか、今なら「洗練されている」とか「エスプリ(スペイン風なんだけど)」みたいな言葉を使えるんだけど、
当時は「よく分からないが胸をくすぐられる音楽」に感じられた。

それがナゼ「ベルサイユのばら」と関係があるのか??(。´・ω・)?

それは、同じ中学二年の時に、ものすご~~く、ベルばらが流行ったからです。

何故かというと、その前年にベルばらの再放送があったんですよね。ちなみに私たちの生まれた年は、ちょうどマンガ連載の年だったらしい。

あちこちでベルばらの話が盛り上がり、オスカル役とアントワネット役で「ベルばらごっこ」してる子たちなんかもいたりして。ナハハ、いかにも女子校っぽいですなぁ…

多分に漏れず、私も、フランス革命とか、マリーアントワネットとかロベルピエールとか、オスカルの生き様なんかに心をアツくしたもんです。




この二つを経験した時期がちょうど重なったものですから。

不思議ですねぇ…。

今でも「亡き王女のためのパヴァーヌ」を聴くと、ベルばらの漫画のコマとか、あの頃の焦がれるような想いが蘇ってくる。なんだか、亡霊のよう…



小澤征爾指揮:Pavane pour une infante défunte



この曲は、ラヴェルがベラスケスの絵画「王女マルガリータ」にインスピレーションを得て作ったのですよね。
題名は、フランス語の韻を踏んで付けられたそうです。
ラヴェルによると「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」だそうです。

上の娘も大好きな曲。ピアノ曲を頑張って練習しています。


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ピアノの体験レッスン

2014-03-13 | エトセトラ@音楽
今日は、ピアノの体験レッスンに行ってきました。

といっても私のではなく、5歳の下の子のです。

上の子は二歳半からヤマハに通わせたのですが、
この下の子は、私が病気したりで、おけいこというものに本当に無縁でした。

上の子のヤマハでは、本当にいろいろ考えさせられました。

上の子のヤマハ。まったく無駄ではなかったとは思います。今でもそこそこピアノが弾けますしね。

でも…まあ、車一台分に近いお金をヤマハに使ったわりには、
それから後に習った個人レッスンの方が、彼女には実になっていたようにも思われます。

それに今では、五年生から習い始めた絵画の方が向いているようで、やっぱり入れ込み方が全然違います。
子供って正直ですね。
本人も、将来はそちらの道に進みたいといっています。夢は挿絵画家かアニメーターと。
親としては、どこぞの教育学部にでも入って教員になってくれはせぬかと…思ったりもしますが(笑)



上の子の絵画教室は、自分から「行きたい」と言って始めたのでした。

だから下の子も、本人が「行ってみたい」と言うまでおけいこ事は待ってみよう、と思っていました。

今回のピアノは、「行ってみたい」というのを待っての、レッスンでした。

行ってみて、レッスンの直後に「楽しかった♪」の感想。

「また来ようね」と言うと、「明日?」だって。「また来週ね」と言い聞かせて帰ってきました。

来週から、年間44回コース(30分/回)をお願いしました。

髪が長くて、若くて優しい(そして美人な!)先生が、とても気に入ったようでした。良かった!

でも私から見ると、あの先生、なかなか芯の強い、習っていくうちに厳しい面も見せてくれそうなお人でした♡

2014年3月2日教会建築音楽会その2

2014-03-05 | エトセトラ@音楽
先日の教会音楽会では、合奏である「子羊バイオリン隊」のほかに、中1の娘とも合奏を披露させていただきました。

曲を決めたのは、前回の音楽会の後、つまり二年前。
「次の音楽会まで再発しなければ、音楽会に出ようね」と言って始めた練習でした。

これもYouTubeにアップしましたので、よかったら聴いてみてくださいね↓。あ、お聞き苦しいですよ、あしからず。
娘がピアノ、私がバイオリンです。

①映画「ゲド戦記」から『時の歌』


②映画「もののけ姫」から『アシタカせっ記』


娘が演奏の映像のアップを拒否したため、演奏の様子はお見せできませんが、
弾いている姿を見ると、私のバイオリン、ひどいひどい。

何がヒドイかというとですね、とにかく緊張していたのは確かです。
で、左手が思うように動かなかったのも覚えております。

しか~し!
問題なのは右腕。
腕と弓、直角。
ゆえに弓と弦、直角でなし。

だからお聞きのようにヘニョヘニョのヘニョの音になっておりまする。無念。

高嶋ちさ子さんは、今でもバイオリンの練習の前に、鏡の前で開放弦ボーイングの練習をするそうですね。
私も見習って、ボーイングの練習に励もうと決心!!
目標は「弓と弦、たえず直角」!

発表の後、娘はえらく好評でございました。
確かに聞いているとピアノは安定しておる…クヤシイ"(-""-)"。



ピアノの調律

2014-02-26 | エトセトラ@音楽
一昨日、4年ぶりくらいにピアノの調律をお願いしました。これも備忘用に記録を。



小さい頃に多少ピアノを習っていたけれど、ショパンの「花のワルツ」を最後にレッスンをやめてしまった私。
今ではブルグミュラーもまともに弾けないと思われる(;´・ω・)

長女も2歳半からヤマハに通ったけれど、今はレッスンに通わず、もっぱら弾きたい曲だけを自己流に弾いている現状。

それでも、今度の日曜に行われる教会建築音楽会のために、ジブリの曲を二人(PfとVn)で練習してきました。
当日は忘れずに録音したいと思っています。

それで、ピアノを弾いてきた長女に、せかされてした調律でした。音が気持ち悪くて「耐えられん」という感じでした。

このピアノはもともと二階の北の部屋においていたのだけれど、去年の今頃、分解して一階リビングに移動したということもあり、
結局、調律だけではなく多少のメンテも入って、総額¥19980でしたわい。

たび重なる楽器への出費…ああ、欲しいブランドの鞄なんか買えませんわい。

カサロヴァ様

2012-02-07 | エトセトラ@音楽
…やっぱ女性に様つけるとミーハーぽくなるなぁ。。。



私の好きな歌手のお話です。

もう4年以上前になりますが、2007年9月に
チューリッヒ歌劇場の初来日公演がbunkamuraであり、観にいってきました。

演目は「椿姫」と「ばらの騎士」。

この、ばら騎士のタイトルロールをしたのが、ヴェッセリーナ・カサロヴァでした。
オペラ好きな私は、DVDでお姿は何度も拝見していたのですが、
生の歌声を聴くのはそれが初めてでした。

このカサロヴァ、「ビロードの声」と呼ばれる本当に上質な歌声の持ち主で、
何ともいえない玉虫色の、変化に富む歌い方をします。

私は、もともとメゾの声が好きで、有名な歌手にはチェチリア・バルトリやアグネス・バルツァがいますけど、
二人の後継はもうこのカサロヴァしかいないでしょう、と、勝手に思い込んでおります。

役もメゾの方がダンゼン面白いです。
カルメンみたいな癖のある女性とか、ケルビーノみたいな少年役とか・・・


そんなわけで、縁あってこのブログを読んでくださった方には、
彼女と同時代を生きている事を感謝して、この歌声を是が非でも聴いて頂きたいと思うのであります。
「そんなこと急に言われたって」
と、ひいてるそこのお方。
そうかと思って私、ビロードの歌声をアップいたしました↓。頼まれもしないのに2曲も。

http://www.voiceblog.jp/violinlessonvoice/1654585.html
http://www.voiceblog.jp/violinlessonvoice/1655271.html

・・・スゴいビブラートでしょう?
バイオリンでこんなビブラートができたらかっこいいな~(できないか)

この人のスゴイところは、プロ意識が非常に強い、という所にもあります。
この人の普段喋る声、意外なことに、とても小さくて高音なのです。幼児みたいな高さ。
喉に負担がかからないように、裏声のようにして話しているらしいです。

子供に男の子が一人いるらしいのですが、叱る時はどうしてるのかなぁ・・・?
私みたいに勢い怒鳴る事は、まず絶対、ないんだろうな・・・。


ところで、オペラというのはホント、チケット代、高いですね。

でも実際観にいってみると、しゃあないかな、と思ってしまう。
「オペラは総合芸術」とはよく言ったもので、 
舞台セット、衣装、演出、オケ、ソロ歌手、合唱団、バレエやダンス、、、
しかも、公演時間がハンパなく長~い!!
昼寝ができます(しないけど)。
その組み合わせで安く収まるハズがないのですねぇ。。。

また何か観にいきたいのですが、
バブル後の就職超氷河期世代の身としては、なかなか思い切れないのであります。。。

ハレルヤコーラス

2010-04-06 | エトセトラ@音楽
もう20年近く前になりますが、
女子校で中高一貫のミッションスクールに通っておりました。

全く偏差値は大したことない学校でしたが、
キリスト教教育には力を入れていたなぁと、
今になっていろいろ振り返っては、そう思います。
あの時に私は、自分のことを棚に上げたり、
排他的に生きること、ズルく生きることが、罪なのだと叩き込まれました。

毎年、クリスマス礼拝には降誕劇をして、
全員で起立してハレルヤコーラスを唄いました。

私は中学2年から聖歌隊に所属していたので歌ばかり歌っていましたが、
高校のあたりから、ハレルヤコーラスの伴奏に、
弦楽同好会のバイオリンが加わりました。
それまではピアノとパイプオルガンだけだったのですね。

初めて弦が伴奏に加わった時の衝撃は、今でも忘れません。
こんなに違うのかと思うほど、鍵盤楽器だけの時とは違っていた。

音の広がり、深み、華やかさ。
びっくりしました。

「いつか私もハレルヤのバイオリンを弾いてみたい」と、
あれからずっと密かに思っていました。
まぁ、そんな機会はないだろうな、と諦めながら。

ですが、先日、所属している教会のバイオリン隊の指導者の方から、
「来年は、『バイオリン隊+他にバイオリンが弾ける人』で、
毎年イースター礼拝で歌っているハレルヤの伴奏をしてみましょうか」
とのメールを頂きました!
どうやら現実味の有りそうなお話。
もしかしたら来年の今頃は20年来の望みが叶うかもしれません…


よろしかったらショルティとシカゴ交響楽団の演奏をどうぞ↓

ヘンデル作曲「メサイア」よりハレルヤコーラス
http://www.voiceblog.jp/violinlessonvoice/1095345.html

メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲第1楽章

2010-03-26 | エトセトラ@音楽
バイオリンを憧れるきっかけになった曲です。
まだ中学生だった頃、CMに流れるこの曲を聞く度に、
手の届かない何かに焦燥を感じるような気持ちになったものです。

それが中3の頃、弦楽同好会の子が
休み時間に、不意に教室で第1楽章の始めをすらすらと弾き始めた時には
本当にビックリしました。とても上手かった!

私にもメンコンを弾ける日がいつか来るのかしら…?
永遠に憧れ続けるのだろうなぁ、という気がします。

よろしかったらブダペスト交響楽団の演奏をどうぞ↓
http://www.voiceblog.jp/violinlessonvoice/1086981.html