人のふり見て

どーでもいいけどおひなさんですね。
（どーでもいいけど・・って発言多い？！ですが・・・）
例えば自分に娘でもいればまた別なんでしょうな。？！

さて、人のふり見て我がふり直せ　だったかな・・　
ま、そんな言葉がありましたが。
ちょっとニュアンスが違いますが、仲良くしてるオバが
入院しまして、こないだ見舞いに行って来たのですが。
あぁやっぱり病院って嫌。
ま、もう８０だし、入院したと聞いたとき、
単に「ついにきたか」と思っただけでしたが、
見舞いに行って顔を見た瞬間、ふくよかだった顔が
なんだかネズミみたいになっちゃってて、なんとも
言えない気持に。
いつもいつも染めて綺麗にしてた髪も真白になってるし、
自分の力で起き上がることもできないしで、、、
ま、わざと「なに休憩してんの　こんなとこで」なんて
僕なりの激励言葉で笑かしてきましたが。。。
オバは僕が好きで　僕もオバが好き。
だからあんまり言葉なんか必要ないし、
なんかいつも家に遊びに行ってる感覚で
話し、病室内のレンタルTVで再放送の「白い巨塔」
とか見ながら、ホント普通に喋っただけ　ですが、
（ちなみに頭はしっかりしてます）
僕の心の中は「この人はとにかくもうすぐ
死ぬねんな」とばかり思ってしまってました。
そんなこと思っちゃいけない　とかそんな理屈
じゃなくて、リアルすぎるくらいリアルに
そう思ってしまうのです。
誰でもいつかは絶対に死ぬなんてことは
笑っちゃうくらいわかってますが、
もうすぐこの世からいなくなるのが
確実っぽい現実を目の当たりにすると、
ホント今更「人生って何？」と考え込んで
しまいますわ。
例えば毎日たくさんの人がお見舞いに
来てにぎやかだったとしても、
死に向っている人の心の中は本当に寂しいと思う。
白い髪の１本１本、深いシワの１本１本から
「寂しい」って言葉が聞こえてきそうなそんな
気がしてしかたがなかったです。

順番から行くと、次はうちのオカンやなーとか、
自分ももちろんいつかは・・・
いろいろいろ思うと、暗澹と言うのかな・・そんな
気持で病院からの帰り道、自転車漕いでました。
人のふり見て・・・ってニュアンスとはやっぱり
違うけど、だから頑張らなアカンねんな　と
また今更のように、なんか反省っていうのかな、
そんな風に思いますわ。

「命あるものの心は　永遠という言葉が好きなのさ」
って、深い深い歌詞があるんですが、
なんかこう・・・・一日一生って言うのかな、
頑張らないと駄目なように世の中できてるん
ですね。
ネガティヴっぽい感じですが、
人生って本当は寂しいものなのかも　と、
ポジティヴに想う。。。