年末に近づくと脅迫観念にかられる。
なんで、この寒いのに大掃除なんてあんだろう。
私の子どもの頃は、なんもしない父親がそのときだけは指揮をとって
タンスまで動かしての大掃除。
窓全開で寒いのなんの。
でも「これ動かせ、ここ掃除しろ」と言ってる父の姿は思い出すが、
ほうきや掃除機、まして雑巾を持っている姿は思いだせん。
きっと母が全てして、力仕事だけをしていたのだろう。
年末によくテレビでやってた「ベンハー」や「十戒」「ポセードンアドベンチャー」の記憶とともに大掃除を思い出す。
物を持たない主義だった私だが、年とともにその信念は薄れ、物が増えた。
特に子どものものは捨てれない。
それはトラウマからか…
思い出と物に執着のないオレ様が、とっておいて喜ぶとは思えないが、
もし、ああ~子どもの頃、オレってこれ大好きだったんだよな~。
と急に言い出すかもしれない。
そう思うと、マクドのハッピーセットのおもちゃも捨てれない(>@<。)
トニカの自動車はどんなにボロボロでも、旦那がオレ様が飽きたらくれと
言っていたので捨てれない。
テントも一度、アウトドア好きの人にあげようかと思ったが、
南海地震の時に使うかもしれない。
セガサターンなんて、ソフトもないのにあるんですよ。
意味ないでしょ。
はぁ~大掃除の度に捨てれないリストが増えていく。
旦那は全然掃除しなくても平気で新年を迎えれる人ですが、
私はどうしても子どもの頃の「すりこみ」が許してくれない。
今年もやってしまう、大掃除。