麦わら海賊版が往く…

天栄ホースパーク

続いては次男のヒールゼアハーツ。 こちらもようやく牧場を抜け出して、福島県の天栄ホースパークへ移動しています

好位から抜け出しを図りたいタイプのこの仔にとって、絶好の条件と期待していた洋芝の北海道シリーズでしたが、小回りコースでは足を溜めることもなかなか叶わず、期待していたような結果は残せませんでした。

今後は天栄ホースパークでタイミングを計りながらトレセンへ戻すようですので、得意の東京開催中に間に合うのか少し心配ではありますが、道中ゆっくり進められるような条件であれば、まだまだこれから活躍できると信じています。

ところで噂の天栄ホースパークですが、山元トレセンの代わりとしてノーザンファームが購入したものの、豊富な資金で整備された山元トレセンやNFしがらきとは違って、施設面ではおそらくこれらの施設には敵わないでしょうから、スタッフがどのようにアイディアを出してやっていくのかがポイントになりそうですね。

それでもノーザンファームからは優秀なスタッフが派遣されているようですし、ヒール自身も現在心配なところはなく、好調に進められているようですので、こちらも次走での巻き返しに期待したいですね


■近況■
9/14 NF空港
周回ダートコースでダクを500mとハロン24~25秒のキャンター3500mを行っています。
「脚元を含め状態は安定していますね。 先々で開始する坂路調教をよりスムーズに進めていくためにも、フラットコースで体を解すようにジックリ乗り進めていますが、折を見て少しずつ負荷をかけていきたいと思います」(空港担当者)

9/20 NF空港
周回ダートコースでダクを500mとハロン24~25秒のキャンター3500mを行っています。 また、週1回は屋内坂路コースでハロン17秒のキャンター2本を取り入れています。
「継続して乗っているように問題ない程度なのですが、若干背腰に張りが見られましたので、ここまでは体を解すように乗っていました。 それは徐々に解消されてきましたし、この中間からは坂路にも入れ始めていますが、今しばらくは大きくペースを上げずにジックリ乗っていくことになると思います。馬体重は502キロです」(空港担当者)

9/27 NF空港
周回ダートコースでダクを500mとハロン24~25秒のキャンター3500mを行っています。 また、週1回は屋内坂路コースでハロン17秒のキャンター2本を取り入れています。
「坂路で乗り始めた後も背腰の状態は落ち着いていると思いますし、この中間も順調に進めることが出来ていると言えるでしょう。 今後もこのリズムを保ちながら調整を進め、状態を見ながら徐々に坂路入りする日にちを増やしていきたいと考えています」(空港担当者)

10/4 NF空港
周回ダートコースでダクを500mとハロン24~25秒のキャンター3500mを行っています。 また、週2回は屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本を取り入れています。
「この中間から坂路入りする日を増やしましたし、乗るペースも速めているように、順調に進めることが出来ていますね。 背腰の状態も悪くないですから、この調子で負荷をかけて良化を促していきます。 馬体重は516キロです」(空港担当者)

10/12 NF天栄
12日に天栄ホースパークへ向けて移動しました。 移動までは周回ダートコースでダクを500mとハロン24~25秒のキャンター3500mを行い、週2回は屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本を取り入れていました。
「調教ペースを速めた後も疲れを見せることはなく、こちらの思惑通りに進めることが出来ていました。 戸田調教師に好調具合を確認いただき、トレセンへの帰厩に備えて天栄ホースパークへ送り出していますが、競馬へ向かうにはまだ調教本数を重ねていく必要がありそうですし、今後もしっかりと乗っていってほしいですね」(空港担当者)

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