横浜市は23日、「保土ケ谷工場(仮称)改築工事」の一般競争入札(WTO対象、総合評価方式)で三菱重工環境・化学エンジニアリング・大林組・フジタ・馬淵建設・大洋建設・梓設計異業種JVを落札者に決め、仮契約したようだ~(参考「横浜市/保土ケ谷工場改築DB、三菱重工環境・化学エンジJVと仮契約」)
横浜市の場合、「既存焼却工場解体・撤去、焼却工場建設工事の施工及び設計業務一式 」でも「建替え工事」でなく「改築工事」というのだ、、、既存工場1,200トン/日(400トン/日×3炉)から新工場は1,050t/日(350t/日×3炉)にダウンサイジングと、、、
「落札者決定報告書」をみると、2者から入札参加資格の確認申請を受理し、そのうち1者が入札に参加したとなっている~
ケヤキ グループが「 三菱・大林・フジタ・馬淵・大洋・梓異業種建設共同企業体」
ツバキ グループ「日立造船・大成・東畑異業種建設共同企業体 」 ←辞退
こういう場合の「辞退」って、、なんとなく、、、
総合評価落札方式
価格点と技術評価点の比率が4:6
三菱JV落札結果は
技術評価点 (満点60点) 43.205 点
価格点 入札価格 67,688,000,000円 0.004 点 ←???
評価値 43.209点
1者入札、技術点 43.205 点 でも落札、、、
それにしても、価格点 0.004 点
価格点の「 0.004点」は何だろうと思ったら、、
価格点 =40×(予定価格-入札価格)/(予定価格-定量化限度額) ←難しい計算式、、
予定価格 67,690,000,000 円(消費税及び地方消費税相当額を除く。)
定量化限度額:予定価格に 7.5/10 を乗じた額。
横浜市の「保土ケ谷工場(仮称)改築工事」(既存工場の解体含む建替え)
ストーカ炉 1,050t/日(350t/日×3炉)で
67,688,000,000円(税別)落札、
同じ三菱JVで23区の北清掃工場(既存工場の解体含む建替え)の場合、
落札者 三菱・フジタ特定建設工事共同企業体
ストーカ炉 600t/日(300t/日×2炉)
契 約 金 額 55,235,000,000円(税別)←かなり割高
関連(本ブログ)
■横浜市 「保土ケ谷工場(仮称)改築工事(350t/日×3炉)」の総合評価一般競争入札を公告 予定価格は676億9000万円(税別)2023年04月26日
保土ケ谷工場(仮称)改築工事に係る落札者決定報告書の公表について
最終更新日 2024年1月24日
保土ケ谷工場(仮称)改築工事 落札者決定報告書の公表について(令和6年1年24日)
令和5年4月25日横浜市報調達公告に掲載した「保土ケ谷工場(仮称)改築工事」について、落札者決定報告書を次のとおり公表します。
落札者決定報告書(PDF:639KB)
調達公告について(令和5年4月25日)
保土ケ谷工場(仮称)改築工事の横浜市報調達公告については、以下よりご覧いただけます。
【ヨコハマ・入札のとびら】
(第50号 一般競争入札の施行)
横浜市法調達公告版(外部サイト)