東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

上伊那広域連合「家庭のごみ4割が生ごみ:水切り徹底で減量可能」など、広域連合と一部事務組合の違いは~

2018年02月24日 08時44分53秒 | 中間処理施設等

新ごみ中間処理施設の完成予想図(イメージ)  北側から
上伊那広域連合「新ごみ中間処理施設 >>建設工事の進捗状況」から


上伊那の家庭ごみ4割 水切りで減量可能」を読んでおもったことは、、
もちろん、「水切りで減量」や「資源化可能なごみをきちんと分別」は当然のことなのではあるが、、

上伊那広域連合は、「上伊那広域連合廃棄物政策審議会」の設置もあって、広域処理の構成市全体でこのようなごみの減量施策なども審議しているのだ、,,ということ~  広域連合の場合はそのようなことは形態は通常のパターンなのだろうか、、、

廃棄物の広域処理も、いろんな形態がある。
同じ廃棄物の中間処理の広域化でも、、、
23区と上伊那地域では規模も全く異なるので比較することもおかしいのだが、、、

 上伊那の家庭ごみ4割 水切りで減量可能
長野日報 2018年2月24日
 上伊那地方の家庭から可燃として排出された収集ごみのうち重量ベースで42・5%が、水分を切ることで減量化ができる生ごみだったことが上伊那広域連合の調べで分かった。資源化できるごみも約2割混入しており、同連合は「生ごみは水切りを徹底し、資源化可能なごみをきちんと分別することで、ごみを削減できる」と説明。2018年度に行う一般廃棄物処理基本計画第5次見直しに生かす方針で、23日開いた同連合廃棄物政策審議会に示した。6 ...


23区の中間処理は、東京二十三区清掃一部事務組合での共同処理であるのだが、、、23区は、それぞれ各区でごみの減量や廃棄物の処理計画を策定する。そして、東京二十三区清掃一部事務組合でも一般廃棄物処理基本計画を策定する。23区の中間処理施設としての処理計画に、23区全ての区のごみ減量施策や処理計画を反映させているとは言いがたい、、いわば、23区の計画と清掃一組の計画とがそれぞれ別立てとなっている感じ~


 

上伊那広域連合ごみ処理
構成市町村
伊那市駒ヶ根市辰野町箕輪町飯島町南箕輪村中川村宮田村

上伊那広域連合では、ごみ処理広域化計画、ごみ処理基本計画に基づき、上伊那圏域内8市町村から出るごみを、広域的に処理するための事業を進めています。
 現在までに可燃ごみ処理施設(ごみ焼却施設)の統廃合、ごみ減量化・資源化の推進、負担の公平性の確保を大きな柱としたごみ処理費用有料化などを行ってきました。ごみ処理広域化計画では更にごみ処理施設の統廃合を進め、上伊那一本化した新しいごみ中間処理施設の建設に向けて準備を進めてまいります。


上伊那広域連合は、新しいごみ処理施設を建設中
流動床式ガス化溶融炉(118t/日(59t/24h×2 炉) ←神鋼環境ソリューション
平成31年3月 稼働開始予定


関連(本ブログ)
上伊那広域連合 新ごみ処理施設事業 落札者決定 (神鋼環境、流動床式ガス化溶融炉158億9千万円)2016年01月19日

 


 

●一部事務組合と広域連合の主な相違点
(総務省「現行の事務の共同処理の仕組みと運用」から抜粋)

 

 

 

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