※写真は「目黒清掃工場だより第25号」より
東京二十三区清掃一部事務組合ホームページより:http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/
■「ごみ照合調査」の強化実施について
目黒清掃工場だより第25号(平成22年9月30日)
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/koujou/meguro/megurodayori25.pdf
6月から7月にかけて、水銀混入ごみの丌適正な搬入により、足立・板橋・光が丘・千歳の各清掃工場において焼却炉の停止が相次いで発生しました。
目黒清掃工場では、これまでも「ごみ照合調査(搬入ごみの検査)」を実施していましたが、この事態を受け、8月以降回数を増やして実施しています。
袋を破かないままの調査でどこまでわかるのかな~受入品目以外のものを故意に入れる人は、血圧計ダッテなんだって、見えないように二重三重にくるんで袋に入れると思うけど。調査する人の目視、重さ、カン???、、、しかし、あの騒ぎのあとでも、正々堂々とむき出しの蛍光管を持ち込んだ事業者もいるのだから~ 全くどうなっているのか!!
東京二十三区清掃一部事務組合 議会定例会
■平成22年第3回定例会会議録(速報版)一部抜粋(平成22年9月21日開催分)
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/gikai/gijiroku/22teirei03.pdf
○川口雅敏議員 前回の4工場の水銀による操業の停止を踏まえて、不適正搬入の防止に向けた対策を今後どのように講じていくのか、お伺いをいたします。
○大久保一成施設管理部長 これまでも清掃一組といたしましては、不適正搬入を防止するために、23区の職員の応援もいただきまして、全工場で一斉に行う搬入物の抜き打ち調査、それから各工場で独自の抜き打ち調査も実施してまいっております。
そこで、今回の水銀混入ごみによる焼却炉の停止に伴いまして、清掃一組では、まず搬入物の抜き打ち調査の回数を増やしました。それと同時に、新たに業務委託によりまして、搬入物の抜き打ち調査も実施をいたしております。つまり、職員直接の抜き打ち調査に加えまして、業務委託による抜き打ち調査も実施しております。
それからまた、プラットホームにおける職員による巡回パトロールの強化、それから不適正ごみの搬入禁止を呼びかけるチラシの配布、それから事業者の方々に、そういう不適正搬入防止を呼びかけるための新たな広報紙を作成いたしまして、配布をいたしております。そのほか、いろいろな事業者の方々の会合等に際しまして、こちらから出向きまして、適正搬入に対する指導とか、啓発活動を強化しているところでございます。
そこで、さらに今後でございますけれども、これらに加えまして、先ほど申し上げました、全工場一斉の抜き打ち調査、工場独自の抜き打ち調査をさらに回数を増やします。それから、その抜き打ち調査の時間帯についても工夫をいたしまして、例えば早朝の時間帯、不適正搬入の可能性が高い早朝の時間帯とか、夜間の時間帯についても、調査や監視を強化いたしまして、不適正搬入の防止に努めてまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、不適正搬入を確実に防止するためには、区民の方々の協力、それから事業者の方々の協力が必要でございます。また、搬出指導権限を持っている23区と、我々中間処理を担っております一組が、連携を強化することが不可欠だと考えております。そのため、23区に対しまして、新たな不適正搬入防止に向けての管理体制等についても、各区と協議しているという状況でございます。
■持込ニュース23第3号(10月29日)
1.システム改修に伴うモデル実施の開始
2.新しい「ごみ伝票」の見方
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/mochikomi/data/mochikomi-news3.pdf
■大田清掃工場建設工事説明会を開催(11月5日)
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/ota/otakensetsusetsumeikai.pdf
東京二十三区清掃一部事務組合では、「一般廃棄物処理基本計画」に基づき、大田清掃工場整備事業を進めています。
現在、建替えのため、第二工場の解体工事を実施しているところです。解体工事に引き続き、建設工事に着手します。工事中は周辺環境に配慮した対策を講じ、皆様にご迷惑をおかけしないよう万全を期してまいります。
つきましては、建設工事の内容をご説明するため、工事の影響が及ぶ区域の住民の方を対象に下記のとおり説明会を開催いたしますので、ご案内いたします。
★大田清掃工場整備計画当初計画と変更後
■大田清掃工場整備事業【当初計画】
第1期工事(現在の第二工場)焼却炉600トン/日(300トン/日・炉×2基)
灰溶融炉140トン/日(70トン/日・炉×2基)
第2期工事(現在の第一工場)焼却炉600トン/日(300トン/日・炉×2基)
■大田清掃工場整備事業【第二工場建替計画の変更について】(平成21年3月31日)
第1期工事600トン/日(焼却炉300トン/日・炉×2基)
第2期工事600トン/日(焼却炉300トン/日・炉×2基)
140トン/日(灰溶融炉70トン/日・炉×2基)
■大田清掃工場整備計画第2期工事実施時期の見直しについて(平成22年3月29日)
現在稼働している第一工場は平成25年度で休止の可能性が十分ある。第2期工事の焼却炉と灰溶融炉については、今後のごみ量の動向を見て改めて検討するとなっている。
※東京二十三区清掃一部事務組合「一般廃棄物処理基本計画(平成22年2月)」清掃工場の整備スケジュールより
※枠内の数字は稼働年数
今、解体している大田清掃工場第二工場は、平成2年3月竣工の23区で唯一不燃ごみを焼却していた清掃工場(熱分解焼却炉600t/日)(200t×3)である。
だから、よく考えてみると、第一工場、第二工場、第1期工事、第2期工事の考え方はいろいろだが、600t/日が更新されなくとも、元々が600t/日は不燃ごみの焼却施設であったわけだから、可燃ごみの焼却量に影響はないと考えてもいいのだ~ とかいろいろ考えてしまった。
手元にある、大田清掃工場のパンフレット(平成12年度)をみていて、第二工場140t/日×3炉となっているので、一日悩んでしまった。清掃局の時代の清掃のあらましも200t/日×3なので、規模はやはり200t/日×3炉で焼却能力が420t/日になってしまったということなのだろうが~最近のごみれぽも200t/日×3の焼却能力420t/日なので。どちらにしても何かにつけて問題ばかり多かった大田清掃工場第二工場は解体、そして建替の事業が着々と進められている。
gooメッセージで
大田第二工場の焼却能力についてご指摘頂きました。
( これで納得です。ありがとうございました!!)
・600t/日は不燃ごみそのまま焼却時(平成9年以前は不燃ごみ直接焼却)
・420t/日はその他ごみ焼却(平成10年度から改造整備をしてその他ごみ焼却)
平成10年度から改造整備をして「その他ごみ」焼却
京浜島不燃ごみ処理センターで、不燃ごみから鉄分やアルミなど資源物の選別、残さ物から不燃物とプラリッチを埋立、残りの「その他ごみ」を大田第二工場で焼却 (大田第二工場見学時の資料より)
※プラリッチは風力ふうりょく選別機(風の力)によって選別されるふくろや フィルム状じょうのプラスチックのこと
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