東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

足立区 プラスチックの分別回収 令和6年4月からモデル地域(4エリア)でスタート

2023年05月05日 10時16分26秒 | 東京23区のごみ

なんと、足立区のホームページで「プラスチックの分別回収について」が更新されている~

令和6年4月からモデル地域(4エリア「千住・新田・宮城・小台」)でスタート
現在、足立区内、可燃ごみは週3回収集しているが、令和6年4月からモデル地域では、3回のうち1回を「プラスチック」の回収日に変更。収集曜日や分別方法が大きく変わるので、今後、地域向けの説明会を開催していくという、、、

都政新報で足立区も「2024年からの実施を目指す」となっていたので、具体的になってよかった!!また、足立区のHPでは「プラスチックごみの分別に関する区民アンケートの結果について」もわかりやすく公開されていた~

23区の廃棄物処理
清掃事業の特別区移管で、「ごみの収集・運搬」「資源の回収」などは各区で実施。ごみの焼却などの中間処理は共同処理のため、廃プラスチック等の分別基準変更「不燃ごみ」から「資源または可燃ごみ」は、2008年度(平成20年度)を本格実施の時期ということで23区の共通事項となった。

23区の多くの区で、廃プラスチック等の分別基準変更時に、これまで週3回収集の「可燃ごみ」を週2回にし、週1回「容器包装プラスチック」の回収日などに変更している。そして、激減した「不燃ごみ」を週1回から隔週あるいは月2回に変更としている。

足立区と板橋区は、現在も「可燃ごみ」週3回収集を継続している~

 


 

足立区 公開日:2023年5月5日 更新日:2023年5月5日

プラスチックの分別回収について

プラスチックの分別・リサイクルはなぜ必要か?

プラスチックは廃棄してもすぐに土には還りません。そのうえ、燃やして処分すると大量にCO2を排出します。また、世界中でプラスチックが海洋投棄されたり、陸上に捨てられたプラスチックが風雨で海に流されたりしています。その結果、プラスチックを海ガメなどの海洋生物が飲み込むことで死んでしまい、種の絶滅が危ぶまれるなどの問題が生じているのです。そのため、プラスチックを資源として再利用することが求められています。

令和6年4月からモデル地域(4エリア)でスタート

現在、区内ではプラスチックを含めた燃やすごみを週3回収集していますが、令和6年4月からモデル地域(4エリア)では、3回のうち1回を「プラスチック」の回収日に変更。収集曜日や分別方法が大きく変わります

モデル地域は千住・新田・宮城・小台の4エリアです。

4エリアでの実施結果を受けて課題を整理し、今後区内でどのように広めていくかを検証していきます。

※くわしくは地域の皆様向けの説明会を開催し、お知らせします。

分別のポイント

プラスチック以外の素材や汚れを取り除くことで、リサイクルが可能になります。

  • 汚れが付着している場合は洗浄する。
  • 金属などの素材が付着している場合は取り除く。
  • 上記付着が取れないプラスチックは燃やすごみとして出す。

日々の生活での配慮が、地球環境を守ることにつながります。ぜひご協力をお願いします。

 


 

23区のプラスチック資源化状況
各区の取組状況を一覧表にしてみた~
モデル事業を実施していても、その後の展開がホームページ上ではよくわからない区もある。容リプラと製品プラの一括回収の全区での実施時期がHP上で公表されている区は水色マーカー



23区のプラスチック資源化状況(2023年5月2日現在)各区のホームページから検索、抜粋
千代田区2008年~容リプラ、2012年~容リプラ・製品プラ一括回収
中央区、2009年~容リプラ、プラスチック製品も合わせて分別回収する「プラスチックの一括回収」について検討か?(中央区清掃・リサイクル推進協議会
港  区、 2008年~容リプラ・製品プラ一括回収
新宿区、2008年~容リプラ、2024年度からのプラスチック使用製品の回収と再資源化に向けた準備を進めていく(2023年度 区政の基本方針説明
文京区、2022年10月6日~2023年2月23日までプラスチックモデル事業実施、必要なデータを収集し、本格実施をするかしないかも含めて検討
台東区、2022年10月~容リプラ・製品プラ一括回収モデル事業(一部の集合住宅)、2024年度本格実施に向けた検証か?
墨田区、2023年度中に容リプラ・製品プラ一括回収事前実施、2024年度中に本格実施検討中
江東区、2009年~容リプラ、2023年10月~容リプラと製品プラの一括回収
品川区、2008年~容リプラ、2023年年6月からモデル回収開始、今後は、段階的に実施地区を拡大
目黒区、2008年~容リプラ、2023年7月~容リプラと製品プラの一括回収
大田区、2022年11月~容リプラ・製品プラ一括回収モデル事業(一部地域) 、2023年度以降 地域拡大等を検討か?
世田谷区、世田谷区清掃・リサイクル審議会で審議中
渋谷区2022年7月~容リプラと製品プラの一括回収
中野区、2006年~容リプラ、2024年度からプラスチック容器包装に加え、プラスチック製品の資源化を実施する
杉並区、2006年~容リプラ、2024年度~容リプラと製品プラの一括回収試行実施に向けて調査・検討(一部地域)
豊島区2023年4月から区内一部地域を対象にしたモデル事業を実施し、区内全域での本格実施は2023年10月に開始
北区、 2022年10月~容リプラと製品プラの一括回収モデル事業(滝野川地区)、2023年4月~王子・赤羽地区 区内全域に拡大
荒川区、2022年3月~~容リプラと製品プラの一括回収モデル事業、資源化に向けたモデル回収事業の検証と拡大
板橋区、「プラスチックごみ再資源化の推進」(令和 3 年~令和 5 年度実施計画事業)
練馬区、2008年~容リプラ、練馬区第8期第4回練馬区環境審議会「環境基本計画2023のポイント」区が進める資源回収の推進• プラスチック資源循環促進法の施行を受けて、製品プラスチックの分別回収や再資源化の取組を進めます。 • 製品プラスチックの圧縮・梱包を行う中間処理施設の確保、再資源化ルート整備について、地方自治体の負担軽減を国に要望していきます。
足立区、プラスチックの分別回収 2024年4月からモデル地域(4エリア)でスタート、実施結果を受けて課題を整理し、今後区内でどのように広めていくかを検証
葛飾区、2007年~容リプラ
江戸川区、2007年~容リプラ、2023年度~容リプラと製品プラの一括回収モデル事業(先行実施地域にて)

 

 
 
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