東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
   ~ごみ問題の覚え書きとして~

23区清掃一組 川口市朝日環境センター火災に伴う可燃ごみの受入処理について

2025年01月16日 18時41分18秒 | 東京23区のごみ

追記(2025年1月30日)
朝日環境センターで発生した火災に伴う緊急修繕費と、他自治体などへのごみ処理委託費が3月末までの概算で、14億円以上に上るようだ。(参考「埼玉・川口の環境センター火災、緊急修繕費と他自治体など処理委託費が14億円以上に 緊急的な修繕は市長専決処分 再稼働は今年12月ごろの見込」)

朝日環境センター、
焼却炉 稼働再開は12月見込み
緊急修繕費とごみ処理委託費、14億円以上(3月末までの概算)
1日当たりの委託量は、県内で約150トン、都内で約100トン、民間施設に50トン
自治体の処理費用は、1トン当たり2万~4万円、民間施設は5万円程度


 


 

追記(2025年1月21日)
埼玉県川口市の清掃工場が火災で稼働停止したことを受け、特別区長会は13日、市内の家庭から排出された可燃ごみの受け入れを決定した。(参考「区長会/川口市の可燃ごみ受け入れ/清掃工場の火災・稼働停止で」)

都政新報によると、区長会は10日、埼玉県と都を通じて可燃ごみを受け入れるよう依頼を受け、正副会長が「(市内にごみがあふれる)緊急性が高い」と判断。同市に隣接する板橋、練馬、足立の3区の清掃工場で受け入れを開始した。区長会は16日の総会で、受け入れを事後了承したようだ~

そうですね。
緊急性のある場合は、素早い対応が求められるのでしょう、、、

 


 

追記(2025年1月17日)
川口マガジンによると現在処理を行っている清掃工場は「足立清掃工場」「板橋清掃工場」「練馬清掃工場」の3つのようです~参考「東京の3カ所の清掃工場が川口市のごみ処理をしてくれてる!ありがとう!
」)

 


 

清掃一組ホームページで、
川口市朝日環境センターの火災に伴い、可燃ごみを受入処理することになったこと、及び、令和6年度の一般廃棄物処理計画が変更になる旨のお知らせが出ている~

受入予定量は 1日100トン程度、
期間 令和7年1月13日から当面の間
受入先清掃工場は 川口市に近い清掃工場を対象に、、、

令和6年度一般廃棄物処理計画の変更では、
可燃ごみが 8,000トン追加となっている

また、これに併せて、
東京都でも可燃ごみ受入処理後の焼却灰を東京都の中央防波堤外側埋立処分場及び新海面処分場で受入実施するとのお知らせ、、、

 


 

東京二十三区清掃一部事務組合 更新日:2025年1月16日

川口市の可燃ごみの受入処理について

川口市のごみの受入処理について

当組合では、特別区長会にて了承された埼玉県川口市からの協力要請に基づき、川口市内の一般廃棄物について、当組合の清掃工場で受入処理することといたしました。

川口市朝日環境センター火災に伴う可燃ごみの受入処理について(PDF:61KB)

1 受入廃棄物
川口市の家庭から排出される一般ごみ(可燃ごみ)
2 受入見込期間
令和7年1月13日から当面の間
3 受入予定量
 1日100トン程度
4 受入方法
 川口市が収集、運搬するパッカー車により、清掃工場へ搬入する。
5 受入先清掃工場
 川口市に近い清掃工場を対象に搬入調整を行う。

 


 

東京二十三区清掃一部事務組合 更新日:2025年1月16日

一般廃棄物処理計画、産業廃棄物受入計画について

一般廃棄物処理計画

この計画は、一般廃棄物処理基本計画の実施に当たって年度ごとに策定する計画で、一般廃棄物の処理量や処理方法を具体的に定めています。

「令和6年能登半島地震に伴う災害廃棄物の処理に関する協定書」に基づき、令和6年能登半島地震に伴い発生した石川県内の災害廃棄物について、当組合の清掃工場で受入処理することとしたため、令和6年9月に令和6年度一般廃棄物処理計画を変更しました。

その後、埼玉県川口市からの依頼に基づき、同市のごみ処理施設の火災に伴い、処理困難となった同市の一般廃棄物について、当組合の清掃工場で受入処理することとしたため、令和6年度一般廃棄物処理計画を再変更しました。

令和6年度東京二十三区清掃一部事務組合一般廃棄物処理計画
1 施行区域 特別区全域
2 一般廃棄物の年間の発生量及び処理量の見込み
(1)ごみ 2,519,190 トン
(日量 8,126 トン)
(2)し尿、浄化槽汚泥等 11,225 トン
(日量 36 トン)
(3)災害廃棄物 8,000 トン
(4)区域外一般廃棄物 8,000 トン
3 焼却灰の年間の資源化量の見込み 102,000 トン

詳細は~

 


 

東京都

2025年01月16日  特別区長会, 環境局

川口市朝日環境センターの火災に伴う川口市の一般廃棄物の受入及び処理開始について

令和7年1月3日(金曜日)、埼玉県川口市が運営する清掃工場「朝日環境センター」で発生した火災の影響により、当該施設のごみ受入と処理が停止しており、川口市の全てのごみ等を埼玉県内で処理することが困難な状況となっています。
このことを受け、先般、埼玉県より、川口市朝日環境センターのごみピット内火災に伴う広域処理の協力依頼があったため、下記のとおり特別区における川口市の一般廃棄物受入処理を開始するとともに、東京都における処理後の焼却灰受入を実施することとしましたのでお知らせします。

1.広域処理を実施する市

埼玉県川口市

2.受入内容

(1)廃棄物の種類・想定処理量

一般ごみ(可燃ごみ)・1日最大100トン程度を想定

(2)処理を行う清掃工場

東京二十三区清掃一部事務組合所管の清掃工場(川口市近隣に所在する工場)

(3)処理後の焼却灰

東京都の中央防波堤外側埋立処分場及び新海面処分場で受入

3.受入期間

令和7年1月13日(月曜日)から当面の間

写真1

写真2

特別区の清掃工場における川口市のごみ搬入の様子(令和7年1月13日(月曜日))

特別区長会

東京23区長で構成する任意団体。
特別区に共通する課題についての連絡調整及び調査研究、特別区の自治の発展を図るために必要な施策の立案及び推進などの活動を行っている。

  • 会長:吉住健一(新宿区長)
  • 事務局:特別区長会事務局(千代田区飯田橋3-5-1 東京区政会館19階)

※なお、特別区は平成13年6月から全国市長会に加入している。

 

 

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1 コメント

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good job! (OB)
2025-01-17 14:44:27
 都のお知らせには、1月13日(月)川口市のごみの搬入・受入の写真があり、それ以前に川口市(清掃車両)や受入工場との連絡調整ができていたことがわかります。
今回の早い清掃一組の対応は、評価できます。

 1枚目の写真(12_01)は、フォレストグリーンの油圧中折れ跳ね上げ式ゲートで、板橋工場でしょう。2枚目の写真(12_02)は、鮮やかな黄緑色の観音開きのゲートで、練馬工場かもしれません。
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