東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

23区 故障で緊急停止していた目黒清掃工場、2号炉は2月18日に再稼働

2016年02月22日 21時05分28秒 | 東京23区のごみ

東京二十三区清掃一部事務組合「目黒清掃工場2号焼却炉の再稼働について」別紙より

 

目黒清掃工場の焼却炉、2号炉のみ再稼働したようだ~
昨年12月26日に焼却炉制御用の電気盤の故障ということで、1号炉、2号炉ともに緊急停止していた。故障原因の調査及び緊急停止に伴う機器の点検が終了して、、、2号焼却炉を優先して再稼働したとのこと。交換が必要な部品の納入に時間を要するので、1号炉の部品を2号炉に移設してとか、、、なんだか、、間に合わせというか、緊急措置なのではあろうが、、そんな状態で、また何かあったら緊急停止となるのだろうか。

毎年、毎年、、、多額の費用をかけての定期点検補修工事、中間点検を実施している。建替を目前として、老朽化はわかっていることとはいえ、点検などでは見通せなかったということなのか、、、単に経年劣化による故障で済まされることなんだろうか、、、2号炉で約2ヶ月間停止、3号炉は3ヶ月間の停止となるのか、、、、もちろん、大事故にならずに、緊急停止で故障原因の調査ができたということはいいのだろうが、、、

自治体によっては、まさに、今回の目黒の事態を想定したかのような、機能停止が懸念される箇所として「電源供給や制御を行っている配線が複雑に入り組んでおり、この配線は経年劣化により、漏電などを起こす可能性が高くなっている。配線の漏電、制御配線、制御機器の劣化による機器停止の頻度が多くなることが予想される。また制御機器類については生 産中止により、供給停止しているものもある。これにより部品交換による対応がとれないため、設備改造などが必要となるので長期的な設備停止も懸念される。」ということを建替理由としているところもあるというのに。

有明清掃工場なども、当面、建替ではなく延命化となったが、、、そういう電気系統などの設備は新しくするのだろうか?


東京二十三区清掃一部事務組合 更新日:2016年2月22日

目黒清掃工場の焼却炉の停止について

目黒清掃工場において、焼却炉制御用の電気盤が故障したため、1号炉、2号炉ともに焼却を緊急停止しました。近隣にお住まいの方々をはじめ関係各位に多大なご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
2号焼却炉が再稼働いたしましたのでお知らせします。
    詳しくは下記をご覧ください。    

 平成28年 2月22日 目黒清掃工場2号焼却炉の再稼働について(PDF:201KB)    
 平成27年12月28日目黒清掃工場の焼却炉の停止について(PDF:114KB)    

目黒清掃工場 2 号焼却炉の再稼働について
 平成27年12月26日に発生した目黒清掃工場の全炉停止につきまして、ご迷惑とご心配をおかけしております。 このたび 、故障原因調査及び緊急停止に伴う機器の点検が終了し、2号焼却炉が下記のとおり再稼働いたしましたのでお知らせします。

1  2号焼却炉再稼働完了日時 平成28年2月18日(木)15時04分
2  点検結果
 1、2号焼却炉ともに、焼却炉本体、ボイラ設備、発電設備など広範囲にわた って点検を実施 いたしました。その結果、一部の設備において基幹的部位の部品 交換が必要なものが見つかりましたが、部品が汎用品ではないため、納入にはか なりの時間を要することが判明いたしました。 1、2号焼却炉 とも に納期のかか る部品があることから、比較的不具合の少なかった2号焼却炉に、1号焼却炉の 健全な部品を移設し、2号焼却炉 を優先して再稼働 いたしました。 (別紙参照)
3  1号炉焼却炉再稼働の見込みについて
 納期に時間のかかる部品があることから、3月下旬になると予想しています。
4  発生原因
 発生の原因は電気制御盤内の部品(ブレーカ)の経年劣化による故障と 考えて い ます 。


関連(本ブログ)
23区 目黒清掃工場の焼却炉、1号炉、2号炉ともに焼却炉制御用の電気盤故障で緊急停止 2015年12月28日

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 環境省 一般廃棄物の排出及び... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

東京23区のごみ」カテゴリの最新記事