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JFEエンジニアリングが英国スコットランドで廃棄物発電プラントを受注 ~高稼働率プラントをフルターンキーで提供~

2018年02月11日 08時29分58秒 | 中間処理施設等

完成予想CG
JFEエンジニアリング「英国スコットランドで廃棄物発電プラントを受注」から


JFEエンジニアリングが英国で廃棄物発電プラントを受注
エネクトニュース (プレスリリース) 2018年2月10日
スコットランドのプラントをフルターンキー契約で
JFEエンジニアリング株式会社(以下「JFEエンジニアリング」)は2月9日、グループ傘下の欧州現地法人(スタンダードケッセル・バウムガルテ社、以下「SBG社」)が英国で廃棄物発電プラントを受注したと発表した。…


JFEエンジニアリング 株式会社

英国スコットランドで廃棄物発電プラントを受注
~高稼働率プラントをフルターンキーで提供~

2018年2月9日
JFEエンジニアリング株式会社
スタンダードケッセル・バウムガルテ社

 JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下元、本社:東京都千代田区)の子会社スタンダードケッセル・バウムガルテ社(以下「SBG社」)は、このたびMVVエンバイロメントサービス社※1より英国スコットランド、ダンディー市で廃棄物発電プラントの設計・建設・試運転をフルターンキーで受注しました。

 英国では、依然として約50%のごみが埋立処理されており、同国の環境政策と処分場の逼迫により、大きな問題となっています。こうした背景に加え、ごみ焼却時の廃熱も有効活用できる廃棄物発電プラントの建設が進んでいます。

 今回SBG社が受注したプラントは、1炉で日量329tの廃棄物を処理し、一般家庭約2万世帯分の電気を発電するとともに、隣接するミシュラン社タイヤ工場へ蒸気を提供します。

 SBG社はこれまで、欧州を中心に115件に及ぶ廃棄物発電プラントの建設を行なってまいりました。こうした実績に加え、ボイラの熱回収率を高水準で維持できるボイラクリーニング技術や、英国プリマス市に納めた廃棄物発電プラント※2が高稼働率で維持していることが高く評価され、今回の受注に至りました。

 JFEエンジニアリンググループは、グループの総合力を結集し、今後も世界各国で廃棄物発電プラントの提案を進め、循環型社会の形成に貢献してまいります。

※1:ドイツの大手ユーティリティ企業MVVエナジー社が設立した特別目的事業体。
※2:2015年にSBG社が建設したMVVエンバイロメントサービス社が運営する廃棄物発電プラント。

■受注概要

(1)発注者  : MVV Environment Services Ltd.
(2)受注範囲 : フルターンキーEPC(土建含む)
(3)処理規模 : 329 t/日×1炉
(4)発電出力 : 11MW
(5)工  期 : 2017年11月~2020年


■MVVエナジー社 会社概要

(1)本  社 : ドイツ国マンハイム市
(2)従業員数 : 約6,100人
(3)事業内容 : 再生可能エネルギー発電所の開発・運営

■完成予想CG


 

■建設予定位置

 

以上

 


 

関連(本ブログ)  
欧州で存在感を放つ日本企業 ごみ処理プラントの新勢力図  2014年06月06日

☆ダイヤモンド・オンライン「欧州で存在感を放つ日本企業ごみ処理プラントの新勢力図」より転載

 

 

EU加盟各国の廃棄物、
埋立回避の政策は、リサイクル率の向上となるか、それとも焼却率が増えていくのか、、、

 

各国の「焼却」「埋立」割合をわかりやすく並び替えると~

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