東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
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23区 清掃工場の放射能等測定結果の推移 (2011年6月~2013年12月)

2014年01月06日 21時33分32秒 | 東京23区のごみ

江戸川清掃工場、12月13日試料採取 飛灰セシウム合計で1,925 Bq/kg(前回 1,724Bq/kg)、、、


東京二十三区清掃一部事務組合 (平成25年11月18日 HP掲載)
■焼却灰等の放射能濃度測定結果(12月8日~12月16日採取分)(PDF:178KB)
測定機関 株式会社 むさしの計測 
測定方法 放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)
     廃棄物等の放射能調査・測定法暫定マニュアル(国立環境研究所)
使用測定器 ORTEC社製 ゲルマニウム半導体検出器 GEM25-70

●主灰の放射能濃度測定結果(主灰又は流動床不燃物)《放射性セシウム》

※1 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。また、( )内は検出下限値を表します。
※2 流動床式焼却炉であり、主灰が発生しない施設であるため、測定結果には流動床不燃物  の測定値を記載しています。
※3 主灰が発生しない溶融処理施設であるため、測定していません。
※4 工場閉鎖に伴い焼却を停止したため、測定していません。
※5 「-」の工場は、定期補修工事等により測定していません。



不気味な放射性ヨウ素131
●飛灰の放射能濃度測定結果《放射性ヨウ素131》
今回は北 718Bq/kg、 豊島 228Bq/kg、 有明 848Bq/kg 江戸川 28Bq/kg
下限値は9~26Bq/kg




●飛灰の放射能濃度測定結果《放射性セシウム》
《拡大》

※1 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。また、( )内は検出下限値を表します。
※2 飛灰が発生しない溶融処理施設であるため、測定していません。
※3 工場閉鎖に伴い焼却を停止したため、測定していません。
※4 「-」の工場は、定期補修工事等により測定していません。


《拡大》



●飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果《放射性セシウム》


《拡大》

※1 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。また、( )内は検出下限値を表します。
※2 他工場で飛灰の処理を行っているため測定していません。
※3 他工場の飛灰を受入れて薬剤処理したものの値です。
※4 工場閉鎖に伴い焼却を停止したため、測定していません。
※5 「-」の工場は、定期補修工事等により測定していません。


《拡大》

空欄の工場は、他工場で飛灰の処理や定期補修工事等により測定なし


●江戸川清掃工場《放射性セシウム》



灰溶融施設の稼働状況
今夏の清掃工場の電力供給(送電)増量について
1 灰溶融炉1炉稼働 期間:平成25年度末まで
2 灰溶融炉全停止 期間:平成25年7月22日(月) ~ 8月9日(金)
詳細はこちらへ~

●溶融飛灰、溶融飛灰処理汚泥及びスラグの放射能濃度測定結果《放射性セシウム》

※1 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。また、( )内は検出下限値を表します。
※2 「-」の工場は、定期補修工事等により測定していません。

溶融飛灰 放射性セシウム合計
品川清掃工場 12月9日 717Bq/kg
多摩川清掃工場※2
世田谷清掃工場※2
板橋清掃工場 12月11日 1,228Bq/kg
足立清掃工場※2
葛飾清掃工場 12月13日 2,393Bq/kg
中防灰溶融施設※2



※1 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。また、( )内は検出下限値を表します。
※2 「-」の工場は、定期補修工事等により測定していません。

●溶融スラグ 放射性セシウム合計
品川清掃工場 12月9日 不検出
多摩川清掃工場(1月上旬採取予定)
世田谷清掃工場(溶融)(12月下旬採取)(分析中)
世田谷清掃工場(ガス化)12月10日 不検出
板橋清掃工場 12月11日 不検出
足立清掃工場※2
葛飾清掃工場 12月13日 14Bq/kg
中防灰溶融施設※2
※1 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。また、( )内は検出下限値を表します。
※2 「-」の工場は、定期補修工事等により測定していません。


●汚水処理汚泥の放射能濃度測定結果 
放射性セシウム合計

中央清掃工場 12月12日 13Bq/kg
港清掃工場 12月12日 不検出
北清掃工場 12月11日 11Bq/kg
品川清掃工場 12月9日 不検出
目黒清掃工場 12月10日 不検出
大田清掃工場 12月9日 不検出
多摩川清掃工場 12月9日 不検出
世田谷清掃工場 12月10日 641Bq/kg
千歳清掃工場(12月下旬採取)(分析中)
渋谷清掃工場※2
豊島清掃工場※2
板橋清掃工場 12月11日 不検出
光が丘清掃工場 12月11日 不検出
墨田清掃工場 12月13日 不検出
新江東清掃工場 12月12日 不検出
有明清掃工場 12月12日 不検出
足立清掃工場 12月13日 16Bq/kg
葛飾清掃工場 12月13日 不検出
江戸川清掃工場 12月13日 21Bq/kg
中防灰溶融施設 12月12日 14Bq/kg
破砕ごみ処理施設※2
中防不燃ごみ処理センター 12月16日 63Bq/kg
※1 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。また、( )内は検出下限値を表します。
※2 汚水処理汚泥を工場内で処理して埋立てを行わないため、測定していません。

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■放流水の放射能濃度測定結果(12月9日~12月16日採取分)(PDF:87KB)
測定機関 株式会社 むさしの計測
測定方法 放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)
     廃棄物等の放射能調査・測定法暫定マニュアル(国立環境研究所)
使用測定器 ORTEC社製 ゲルマニウム半導体検出器 GEM25-70

放射性セシウムの合計
すべての工場で不検出
※1 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。また、( )内は検出下限値を表します。

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■排ガスの放射能濃度測定結果(12月2日~12月9日採取分)(PDF:134KB)
測定機関 株式会社 むさしの計測
測定方法 放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)
     廃棄物等の放射能調査・測定法暫定マニュアル(国立環境研究所)
使用測定器 ORTEC社製 ゲルマニウム半導体検出器 GEM25-70

品川、大田、新江東、有明で不検出。
他の工場は、分析中など、定期補修工事等あり
測定箇所ごとの測定値(検出下限値の表記もあり)

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■空間放射線量率測定結果(12月9日~12月20日)(PDF:144KB)

あまりにデータが固まってしまうので、年度ごとにグラフを分けた。
●23区清掃工場 敷地境界空間放射線量率推移(東西南北)




※東西南北地点の他に、灰処理設備から最も離れた地点の測定結果も別途あり


●清掃工場の工場内灰処理設備付近での空間放射線量率測定結果

但し書き
※ 測定値は、当組合工場職員による測定です。
測定方法:「放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)」(指示値を5回読み取った平均値)
使用測定器:日立アロカメディカル㈱製 TCS-172B(エネルギー補償型シンチレーション式サーベイメータ)
※ 測定値は気象条件等により変化します。
※ 敷地境界は地上高さ1m、工場内灰処理設備等は設備から5cmと1mの距離での測定結果です。
※ 中防灰溶融施設と破砕ごみ処理施設の敷地境界空間線量測定は、両施設を含む中防処理施設管理事務所として  測定しているため、両施設の測定結果は同じ値となっています。
※1 灰処理設備から最も離れた地点です。
詳細は~

関連(本ブログ)
■23区 清掃工場の排ガス(煙突)のアスベスト濃度測定結果の状況(2014年01月06日)
■東京都 下水処理における汚泥焼却灰等の放射能測定結果の推移(2011年5月~2013年12月)(2013年12月27日)
■東京都 廃棄物埋立処分場での放射線量率(γ線)等測定結果推移(2011年5月~2013年11月)(2013年11月11日)

23区の清掃工場放射能等測定は2011年6月中旬から測定を開始している。福島原発事故直後、2011年3月下旬、4月、5月の放射性セシウムは、そのまま通常の扱いで埋立処分場に埋め立てられている。下水汚泥焼却灰等の放射能測定結果は2011年5月測定分から公表されている。3月下旬、4月測定結果は一部のみ公表。


参考
測定方法:放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)

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