☆江戸川清掃工場の飛灰セシウム濃度の推移(2011年6月~2018年12月)
福島第一原発事故から7年以上経過し、、、
23区の清掃工場の焼却灰などの放射能濃度もだいぶん低減したが、、、
しかし、、、まだまだセシウムが検出される、、、
東京二十三区清掃一部事務組合
「放射能濃度及び排ガスアスべスト測定結果について」
焼却灰等、放流水、排ガスの放射能濃度及び排ガスアスベスト濃度測定結果を掲載しています。
- 焼却灰等測定結果(月に1回測定)
- 放流水測定結果(月に1回測定)
- 排ガス(煙突)測定結果(放射能は月に1回測定、アスベストは6か月に1回測定)
(注)測定頻度については、随時、適切な頻度に変更することがあります。
空間放射線量率測定結果について
清掃工場の敷地境界及び工場内灰処理設備等での空間放射線量率測定結果を掲載しています。
また、指定廃棄物の一時保管場所での空間線量率測定結果も掲載しています。
(敷地境界及び指定廃棄物の一時保管場所については、1週間に1回測定、工場内設備等では、2週間に1回測定)
被ばく防止の取組
2017年4月からの焼却灰等の放射能測定結果
江戸川清掃工場、2018年12月3日の測定結果は飛灰処理汚泥 セシウム合計389Bq/Kg(前回は267Bq/Kg)
23区の清掃工場の放射能等の測定結果
主灰のセシウム濃度は、セシウム134及びセシウム137も不検出の工場も増えてきた。飛灰・飛灰処理汚泥については、セシウム134は不検出工場もあれど、セシウム137はまだまだとうぶんは検出が続くのだろうか、
全ての工場でセシウムと縁が切れるのはいつになるのか、
排ガスのアスベスト測定は、2016年4月から全工場で6ヶ月に一度となった。
排ガスアスベスト濃度測定の変更について(PDF:189KB)
東京二十三区清掃一部事務組合ホームページより
・焼却灰等の放射能濃度測定結果(平成30年12月採取分)(PDF:135KB)
測定機関 株式会社 むさしの計測
測定方法 放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)
廃棄物等の放射能調査・測定法暫定マニュアル(国立環境研究所)
使用測定器 ORTEC社製 ゲルマニウム半導体検出器 GEM25-70
●主灰の放射能濃度測定結果(主灰又は流動床不燃物)《放射性セシウム》
【2017年4月~】
葛飾、足立、江戸川以外は不検出の工場が増えてきた~
主灰のセメント原料化を予定している清掃工場
中央、港、品川、大田、千歳、新江東、有明の主灰のセシウム濃度推移
板橋、墨田、練馬、北、杉並、
ほぼ不検出が続いている有明清掃工場は、事業系の持込ごみのみ搬入工場
(家庭系ごみは、管路収集分(全体の4%)で、ごく一部あり)+粗大ごみの破砕分
これまで、飛灰と飛灰処理汚泥を1回/2週の測定をしていたが、2017年4月からは、飛灰処理汚泥のみの測定を1回/月以上ということになった。排ガス測定の変更もあり 詳しくは、「清掃一組のこれまでの放射能対策と今後の放射能測定について」
ただし、千歳、墨田、北、渋谷の4工場については、中防灰溶融施設で飛灰処理を行うので、飛灰処理汚泥が発生しないため、飛灰の測定1回/月を継続する。
●飛灰の放射能濃度測定結果《放射性セシウム》
【2017年4月~】
●飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果《放射性セシウム》
【2017年4月~】
清掃一組の「灰溶融処理休止計画」で、板橋は平成27年度で休止となり、
平成28年度以降は多摩川と葛飾のみの稼働となる
●溶融飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果《放射性セシウム》
【2017年4月~】
葛飾、4月~6月は定期点検か、、、
それにしてもいつ稼働するのやら、点検以外でも停まっていること多い、
葛飾、溶融炉の稼働をすれば、8月の溶融飛灰処理汚泥は939Bq/Kgと~
キレート処理しなければどれだけあったのか?
足立、葛飾と主灰のセシウムは高濃度の工場ではあるが、,,
それにしてもセシウムの濃縮実験でもしているのか?
葛飾の溶融炉など残してしまって、、、
●溶融スラグ 放射性セシウム合計
多摩川清掃工場12月6日不検出(<11)
世田谷清掃工場(ガス化)12月18日不検出(<9)
葛飾清掃工場※2-
※1 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。また、( )内は検出下限値を表します。
※2 「-」の工場は、測定結果が得られていない又は定期補修工事等により測定していません。
そのほかの測定結果
・放流水の放射能濃度測定結果(平成30年12月採取分)(PDF:84KB)
・排ガスの放射能濃度測定結果(平成30年12月採取分)(PDF:112KB)
・空間放射線量率測定結果(平成30年12月分)(PDF:145KB)
空間放射線量率測定結果(指定廃棄物一時保管場所)について
・空間放射線量率測定結果(平成30年12月分)(PDF:172KB)
関連(本ブログ)
■23区 清掃工場の排ガス(煙突)のアスベスト濃度測定結果の状況(2012年6月~2018年6月)2018年09月25日
2011年6月~2017年3月までの測定結果
●主灰の放射能濃度測定結果
【2011年6月~2013年3月】
【2013年4月~2015年3月】
【2015年4月~2017年3月】
●主灰のセメント原料化を予定している清掃工場
中央、港、品川、大田、千歳、新江東、有明の主灰のセシウム濃度推移
板橋、墨田、練馬、北(?)も開始
●飛灰の放射能濃度測定結果《放射性ヨウ素131》
【ヨウ素は2011年6月~2014年3月で測定終了】
●飛灰の放射能濃度測定結果
【2011年6月~2013年3月】
【2013年4月~2015年3月】
【2015年4月~2017年3月】
●飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果
【2011年6月~2013年3月】
【2013年4月~2015年3月】
【2015年4月~2017年3月】
●江戸川清掃工場《放射性セシウム》
【2011年6月~2013年3月】
【2013年4月~2015年3月】
【2015年4月~2017年3月】
●溶融飛灰放射能濃度測定結果
【2011年6月~2013年3月】
【2013年4月~2015年3月】
【2015年4月~2017年3月】
●溶融飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果
【2011年6月~2013年3月】
【2013年4月~2015年3月】
【2015年4月~2017年3月】
参考:【グラフ縦軸を「対数」(Log)表示】
●空間放射線量率測定結果(1月12日~1月23日)(PDF:134KB)
あまりにデータが固まってしまうので、年度ごとにグラフを分けた。
●23区清掃工場 敷地境界空間放射線量率推移(東西南北)
※東西南北地点の他に、灰処理設備から最も離れた地点の測定結果も別途あり
●清掃工場の工場内灰処理設備付近での空間放射線量率測定結果
但し書き
※ 測定値は、当組合工場職員等による測定です。
測定方法:「放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)」(指示値を5回読み取った平均値)
使用測定器:日立アロカメディカル(株)製 TCS-172B(エネルギー補償型シンチレーション式サーベイメータ)
富士電機(株)製 NHC-7(エネルギー補償型シンチレーション式サーベイメータ) (※2)
※ 測定値は気象条件等により変化します。
※ 敷地境界は地上高さ1m、工場内灰処理設備等は設備から5cmと1mの距離での測定結果です。
※ 次に掲げる項目は、それぞれ両施設を含む敷地境界で測定しているため、測定結果は同じ値となっています。
1 大田清掃工場第一工場及び大田清掃工場(新工場)
2 中防灰溶融施設及び破砕ごみ処理施設
※1 灰処理設備から最も離れた地点です。
詳細は~
江戸川、葛飾といつまでも放射線量の値は高い
東京都健康安全研究センターの環境放射線測定結果からグラフを作成してみた~
●江戸川の測定場所は江戸川区 上篠崎(都立篠崎公園)
一日のうちでも最大値と最小値でだいぶん違う、
最新データ
●江戸川
●江東
同じ23区の中でもかなりの違い
●新宿、江東、大田、足立、江戸川(最大値と最小値の平均値)
測定場所
新宿 新宿区 百人町(健康安全研究センター)
江東 江東区 青海(産業技術研究センター)
大田 大田区 羽田空港内
足立 足立区 舎人公園(都立舎人公園)
江戸川 江戸川区 上篠崎(都立篠崎公園)
23 区の清掃工場放射能等測定は2011年6月中旬から測定を開始している。福島原発事故直後、2011年3月下旬、4月、5月の放射性セシウムは、そのまま 通常の扱いで埋立処分場に埋め立てられている。下水汚泥焼却灰等の放射能測定結果は2011年5月測定分から公表されている。3月下旬、4月測定結果は一 部のみ公表。
参考
測定方法:放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)