すまいるコンサートを提案し、ずっと企画に携わってきた乙川正純さんが亡くなった。
昨年の8月末のことだった。
乙川さんは車イスの後ろに食料品を入れて、行商していました。
行商の様子を「行商マンブルース」(本沢あきよし作曲)で歌い、日々の暮らしを詩やエッセイにしていました。
ぼくの「切れたズボン」は乙川さんの詩です。
巻地域でずっと続けてきた「すまいるコンサート」も乙川さんが「わたぼうしコンサート」で詩が入選したことから、巻でも障害を持つ人たちと一緒に詩と歌のコンサートができないだろうかと提案し、支える人たちと一緒に作り上げてきたものです。
すまいるコンサートを続けてきたメンバーが集まって、今回のメモリアルコンサートを企画しました。
乙川さんが作詞した歌を中心に、暮らしの様子などを語ってもらうコーナーがあったりして、乙川さんの全体像が浮かび上がる構成だったと思います。
来年、「すまいるコンサート ファイナル」を3月17日(日)に予定しています。
乙川さん、ありがとうございました。
合掌