子供~中高年まで効果
こちらでも説明したように、目のピント 向上メガネを装着すれば、近視の人でも老眼の人でも、裸眼のままで、遠くと近くにきちんとピントを合わせて見ることができます。しかし、これで裸眼視力が向上したことにはなりません。当然のことですが、日のピント向上メガネをはずせば、眼鏡やコンタクトレンズをはずしたときと同じように、視界は再びぼやけてしまいます。今回、この針穴(ピンホール) つきアイマスクを目のピント向上メガネと呼んでいるのも、そのためです。では、なぜ目のピント向上メガネの使用をみなさんにおすすめしているのかというと、そこにはきちんとした理由があります。
その理由は第一に、目のピント向上メガネを装着して目のダイヤモンド体換を毎日継続して行えば、多くの現代人が悩む近視や仮性近視による視力低下をかなりの確率で改善できることが、すでに臨床試験で確かめられているからです。
第二に、ダイヤモンド体操を習慣にして行うことで、多くの中高年が悩む老眼・疲れ目・ドライアイといつた目のトラブルまで改善に導く優れた効果も期待できるからです。
針穴をのぞいて順にダイヤモンドを描く
目のピント向上メガネやダイヤモンド体操がなぜ視力回復や目のトラブルの改善に役立つのかについては、次ページからくわしく説明するとして、まず、目のピント向上メガネの使い方と、ダイヤモンド体操のやり方から具体的に説明しましよう。最初に、イスや床に姿勢よく座り、ふだん使っている眼鏡やコンタクトをはずしてから、目のピント向上メガネを装着してください。
すると、十字型に並んだ左右五つの針天から、周囲の景色が上の写真のように見えるはずです。それが確認できたら、次に、両目を力いつぱいギュッとつぶってパッと開き、真ん中の穴をのぞきます。
これによって、意識を目に集中させるとともに、目の周囲をスッキリとリフレッシュさせるわけです。
そうしたら、左右それぞれ5つずつあいている針穴を上→下→右→左という順番で、リズムよく両目でのぞいていきます。1つの針穴をのぞくのは時間にして1~2秒。針穴をしっかりのぞけたら、次の針穴に移ります。
「うー、え、しーた、みーぎ、ひだり」というぐあいに、自分でかけ声をかけながら日を動かせば、上手にできるはずです。それができたら今度は、右回り→左回りの順に、両目で針穴を素早くのぞいていきます。そのさいは、「グルッと回つて右回り」「グルッと回って左回り」などと、かけ声をかけながら日を動かすといいでしょう。
以上で1回の体操が終了です。要は、針穴を利用してダイヤモンドの形を描くようなつもりで、目を動かせばいいわけです。
これを5~6回行うのを一セットとして1日3セット、時間にして1日5分ほど行うのが適当でしょう。こんなに短い時間でいいのかと思うかもしれませんが、肝心なのは毎日継続して行うことです。慣れてきたら、目の動かし方を自己流で変えてもいいでしょう。針穴を1つずつしっかりと日で追い、さまざまな描き順でダイヤモンドの形を描いていけばいいのです。
目が疲れたとき、入浴後が効果的
体操はいつ行ってもいいのですが、パソコン仕事や読書で目が疲れたと感じたときや、心身がリラックスしている入浴後に行うと、効果を得やすいでしょう。また、日のピント向上メガネは、ダイヤモンド体捜を行わないときにも、装着することをおすすめします。室内で針穴からテレビや雑誌を見たり、外の景色をただ眺めたりすればいいのです。
使用時間が長いほど効果が大きくなると考えられるので、1日に最低でも30分、時間が許せば2時間ほど着けるのが理想でしょう。
なお、目のピン向上メガネの装着中は視野が著しく狭まり危険なので、外出時、車や自転車の運転時、室内での移動中、包丁や火を使っての調理中などでは絶対に使わないでください。
最後に、目のピント向上メガネは、頑丈なビニール素材の製品が各種市販されています。紙製のものが破損したあとも継続して使いたい場合は、そうした頑丈な製品を雑貨店や通信販売などで入手することもできます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます