若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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巨人の優しい歌声

2009年09月12日 | Weblog日記 ~ほぼ毎日更新~
今日は雨・・・




静かで、ちょっぴり肌寒い夜です




さて、今日は午後、友人から連絡があり、




良い映画をテレビでやっているからぜひ観て!




とすすめられました





その映画は「小説家を見つけたら」という映画で、




ショーン・コネリー演じる老人は、ある事情があり




部屋に引きこもるようになってしまった、




気難しい大作家




その彼と、貧しい下町育ちの16歳の黒人青年が、




『文章を書く』ということを通じて、




友情を結んでいくというストーリー





次第にストーリに引き込まれ、感動のラストシーン、





そしてそこに、優しい歌声が流れてきました・・・




『OVER THE RAINBOW ~虹の彼方に~』、




それに続いて、サッチモ(ルイ・アームストロング)で有名な、




『WHAT A WONDERFUL WORLD ~この素晴しき世界~』




その声は、人を包み込むようなとても優しく、





ぬくもりのある声・・・






『あっ!イズラエルだ!!』






イズラエル・カマカヴィヴォオレ






ハワイアンがお好きな方ならすぐにお分かりだと思いますが、




彼の他のCDジャケットを見てもわかるように、




かなりの巨体でも有名で、その体重、




なんと340キロを超えていたといいます




しかしその歌声を一度聴いたら、




まるでハワイの美しい自然をそのまま歌声にしたような、




本当にこんなに優しい美しい歌声があるなんて




と、虜になってしまいます





日本では、曙、武蔵丸、小錦と、ハワイ出身の力士たちが




活躍した頃に、彼らにまつわるCDを出して、




話題になったりました




ハワイアンのほかにも、ハワイアンポップス、




そしてスタンダードも歌っていて、その中でも、彼の歌う、




この日本でも有名な「虹の彼方に」から「この素晴しき世界」へと




メドレーで歌われるナンバーは、ほかでも使われたりしているので、




けっこう有名です




その肥満ゆえ、38歳と言う若さでなくなってしまったのが




残念でなりませんが、もし機会がありましたら、




一度、聴いてみて下さいね




それでは私はもう少し、




イズラエルの世界に浸ってから寝ようと思います




ちょっと早いけど、おやすみなさーい
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1 コメント

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りえさんへ (chery)
2009-09-13 13:30:21
WHAT A WONDERFUL WORLD
この歌を聴くとパパを想いだします。
パパは1927年生まれで、軍人でもあったのでベトナム戦争へも行ったそうです。。
ルイ・アームストロングがベトナム戦争に向かう兵士たちに贈った歌です
みんな、どんな想いで戦争に向かったんでしょうね。
アメリカは今でも戦争している国。
何の意味もなさないのに・・

ハワイアンも大好きです
ハワイアンのメロディーって、人々の心に響きますよね。ハワイアンが嫌いっていう人に出会ったことありません
バリやタヒチやハワイなどのダンスは神々様に捧げるダンスですが、大切にしているからこそ、歌や踊りが人々の心に響くのでしょうね。

ジャズは奴隷たちから生まれた音楽ですが、
『歌さえ歌っていれば生きていけるわ!』
という言葉が心に響いてきます。
きっと、パパたちの先祖が、苦しい時をジャスの歌に支えられて生きていたのだと思います
子孫の私だからこそ、そんなふうに話をしている様子が心に響いてきます。

全ての国の歌に共通することは、があることだと思います。
悲しくても、辛くても・・愛があるから歌は生まれるのでしょうね


たまには、まじめなコメントもしないとね

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