こんばんは。
yukiです。
今回は土肥合宿を書きます。
高校2年の冬
期末テストも終わり
冬休みに入る直前に
副顧問から土肥でやる
強化合宿に行かないかと誘いを受けた。
静岡県で競歩をやっている高校生が
集まり合宿をする。
しかも県大会で上位に
入った選手が行ける合宿。
今まで他校の高校生と練習したことがない
私は
即参加を希望した。
その合宿には当時静岡県でナンバー1の
I選手も参加していた。
初日は現地に到着して
軽く体を動かして終わり。
2日目から本格的に練習が開始された。
私は練習中彼から離れないようにと
必死でついていった。
大勢でやると気分が良くなる私は
練習が楽しくてたまらなかった。
12キロのペース歩では
1キロ5分30秒設定で
先頭をみんなで回しながら
設定通り歩いていたが
私の時だけ5分15秒で回ってしまった。
そのおかげで
みんなからブーイング。
押さえようにも押さえ切れず。
それでも12キロ完歩。
と思ったらI選手だけ15キロ。
しかも残り3キロは5分ペース
余裕が少し残っていた私は
一緒にやればよかったと後悔。
と同時にさすが静岡県ナンバー1の男だ
と感心していた。
この男には勝てないだろうなと
勝手に思っていた。
この合宿では歩くだけでなく
ドリルの基礎や
浜辺で走ったりして脚力の強化
など様々なトレーニングを
行い合宿終盤。
インターバルトレーニングを
していた時
前半飛ばしすぎてしまったせいか
足を痛めてしまった。
私のいけないところだ。
走っている時も
合宿ではいつもそうだった。
終盤に必ず怪我をして
最後の仕上げのポイント練習が
出来ずに合宿を終える。
情けない話だ。
しかし
この合宿で得たものは大きかった。
何より自信がさらについた。
とはいえ
この時はまだ全国大会は目標ではなく
夢であった。
合宿が終わり年が明け
学校が始まってすぐに
保健の授業が始まり前に
顧問がクラスのみんなの前で
尾上お前全国大会行けるぞっと
突然言い出した。
私ははい?っと何を言われてるのか
わからなかった。
全国大会?この俺が?
そんなわけと思ったが
どの大会で出したかわからないが
日本選手権のジュニア10キロの
標準記録を突破していたみたいだ。
正直信じられなかった。
当時設定された標準記録は今より
遅かったが全国に行けるんだという
嬉しさと
こんな俺が言って良い場所なのか
という不安が出てきた。
今日はここまで。
次回は日本選手権を書きます。
最後まで読んで
いただきありがとうございました。
次回もお願いします。