こんばんは。
yukiです。
今回は初めて競歩で大会に
出た時のことを書きます。
初めて出た大会は
高校2年の新人戦の地区大会だったと思う。
当時は競歩をやる人が少なく
とりあえず歩き切れば
県大会に出場できる。
そんなレベルだった。
勝ちに行くよりも
5000mを確実に歩ききることを
目標にスタートラインに立った。
スタートして1人だけポーンっと
抜け出した選手がいた。
商業高校の選手だ。
彼も怪我に悩まされて競歩に
種目を変えた1人。
その彼が優勝。私が2位に入った。
記録は25分半ぐらいだったと思う。
なぜあんなに速く歩けるのか。
1000mだけなら5分は切れる
しかしそのスピードを維持できない。
当時はフォームに自信がなく
失格しないようと
フォームを意識していた。
そのためスピードが出なかった。
いつか地区大会で優勝したい
そんな思いが出るようになり
私は練習に打ち込んだ。
次の県大会でもスピードを出す感覚が
分からず…
3位でフィニッシュ。
1位のI選手は22分半の大会記録で優勝。
私は24分台の自己ベストは出したものの
1位と2分も差をつけたれた。
I選手の活躍は
翌日の新聞に掲載されていた。
羨ましかった。
私もそんな選手になりたい。
なれる気が少しだけあった。
しかし
現時点で2分もの差がある。
どう追い越せばいいのか。
失格がある競技
今の自分ではスピードを出せば
ゴールすらできない
かもしれない。
そこから私はドリルを徹底的に
やり込み
ロングの練習では残り2000mからは
必ずペースを上げるように
していった。
それで5分切るのがやっと…
4分30秒を切ることがなかなかできない。
今みたいに動画を撮ったり
YOU TUBEを観てフォームを確認したり
他の選手のフォームを観る習慣が
なかったため私は
もがき苦しんだ。
この苦しみが後々大きなきっかけを
作るとは思ってもいなかった。
最後まで読んで
いただきありがとうございます。
次回は土肥合宿。
今回の一言
悔しいと思えるそれこそが成長の一歩