わんこ問題 愛犬の身になって考えてみよう

間違った風説風評で愛犬たちが泣いています。白衣を着た妖怪の治療でも被害を受けています。ご自分の頭で考えてみましょう。

ドッグフードの防腐剤エトキシキンの添加許容量は人の食品の75倍も多い🐕キャットフードは150倍🐈肝臓障害を起こし短命に👹

2022-08-24 08:32:57 | 

犬の食べ物であるドッグフードは、人の食品と同じように法律で厳しく規制されていると思われがちだが、実はそうではない。

 人の食べる食品は食品衛生法で厳しく規制されて、国民の健康の保護が図られている。
牛豚鶏などは人が食べるので、その牛豚鶏などが食べる飼料の製造や販売は飼料安全法で厳しく規制されている。
 一方、犬については農林水産省は家畜とは認めてない。
中国や韓国とは違い、日本には犬を食べる慣習がないからだ。
言い換えると、犬は法的には家畜以下の扱いだ。
犬の食べ物であるドッグフードには食品衛生法も飼料安全法も適用されない。
犬は人が食べないので、その犬が食べるドッグフードは法律で規制する必要がないという理由だ。
 ところが、アメリカでドッグフードを食べた犬が大量死した事件があった。中国から輸入したドッグフードの原料に毒物であるメラミンという化学物質が大量に混入していることが原因だと解明された。
 その大事件の影響を受けて、日本には犬の食べ物について法律が全くないというのは問題だということになった。国際社会の中で国としての体面上もおかしいということになった。
そこで、13年前の2009年にペットフード安全法という法律を大急ぎで成立させた。

 その法律の実際の中身は単純だ。
ペットフードに毒物を混入したら、規制の対象になるということだ。
その法律の略称は「ペットフード安全法」よりも「ペットフード毒物混入防止法」としたほうが実態に合っていて、わかりやすい。
ペットフードを食べて沢山の犬猫がばたばたと死亡したら、その法律が適用される。
言い換えると、その法律にはペットフードの原料について規制する規定は全くない。
ドッグフードには「肉骨粉」が広く使われている。畜産廃棄物を熱処理して粉末にしたものだ。肉骨粉が主原料なのに、つまり、生の肉は使ってないのに、「新鮮な牛肉が原料」と広告しても、その法律では取り締まりの対象にはならないのだ。
ペットフード安全法は国の体裁を繕った見掛け倒しの法律だ。いわば、ザル法だ。
言い換えると、その法律は「ペットフード業者保護法」だ。
犬の健康の保護を図る法律ではなく、ペットフード業者のやりたい放題の製造販売を容認している法律だ。

 その一例をあげる。
 エトキシキンは毒性が強いので、人の食品添加物としては認可されてない。
家畜やサケ、ウナギなどの飼料に添加が認められているだけだ。
その飼料を食べた家畜などの体内に残るエトキシキンの残存量もきびしき規制されている。
 例えば、養殖されたサケやウナギのエトキシキンの残留量は1ppmだ。
それ以上だとそのサケやウナギは販売禁止になる。

 一方、ドッグフードの添加量は75ppmだ。即ち、人の食品の規制値の75倍だ。
しかも、サケやウナギを主食として毎日食べる人はいないだろう。
しかし、ドッグフードを主食として毎日食べている犬は多い。
エトキシキンは体内に蓄積されやすい化学物質なので、犬の健康被害は大きい。
肝臓障害を起こし、短命になる。
わが家の愛犬のパロには長生きしてもらいたいので、ドッグフードは食べさせてない。

 なお、キャットフードのエトキシキンの規制値は150ppmだ。
ドッグフードの2倍も多い。人の規制値の150倍だ。
キャットフードの原料は魚が多く、腐りやすいので防腐剤の添加量を多くしなければならないのだ。
ドッグフードは畜産動物の廃棄物、つまり、肉類なので、魚類よりも腐りにくい。

 つまり、エトキシキンのペットフードへの添加量は犬猫の健康を考えて決めたのではなく、フードが腐るかどうかで決めてあるということだ。
犬猫の健康や命は無視されている。
ペットフード業者が儲けやすいように添加量を決めてある。
それがわが日本国の農林水産省の行政の実態だ。
なぜだ❓
業者は政治家や官僚に賄賂接待付け届けをしているが、愛犬家の国民は、それをしないからだ。
日本の「金権政治」や「金権腐敗政治」はいつまで続くやら。


    🎯【「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう🐶

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