文科省は呆れるほど教育指導要領をいじくり回している。
(そのつど生徒の学力は低下し、不適応児を多数排出している)
更に今度は官邸自らいじくり回そうというのだから、もともと事務能力のなさには定評のある先生達に対応できるとは思えない。
3年ごとにカリキュラムは大幅に変更されるから3学年単位の中高では、学年ごとに違うカリキュラムを考えなければならない。
教育現場の混乱を百も承知でいじくり回しているのである。結果はご覧のような教育の荒廃である。
必修科目の履修漏れ、11県65校で…読売新聞調査
高校で卒業に必要な必修科目が教えられていなかった問題で、全国で少なくとも岩手、山形など11県、65校でこうした履修漏れのあることが25日、読売新聞の調査でわかった。
少なくとも延べ8700人の生徒が卒業のため補習が必要となる。こうした学校の多くは進学校で、大半が教育委員会に必修科目を履修しているかのような虚偽報告を行っていた。
事態を重く見た文部科学省は同日、都道府県などの教育委員会に対し、公立の全高校を対象に、必修科目が学習指導要領通りに教えられているかどうかを調べ、27日までに報告するよう通知した。