真相世界(The truth world)

200711連立の仕掛け人はナベツネだった


唐突に出てきた「大連立」話、まさに「茶番」である。震源は何と!国賊のナベツネだったというから呆れる。

日本のマスコミは全て御用新聞であるが、正確には政府を通り越してアメリカの犬コロである。一見国士を気取っている奴ほど犬ぶりがひどい。児玉誉士夫などが好例である。
今回は何故か大阪の暴力団御用達の犬新聞であるはずの産経が妙に頑張っている。

大連立協議の裏に「ナベツネ」 混乱に拍車

11月2日午後3時、国会議事堂3階の常任委員長室で福田首相と小沢一郎代表の2回目の党首会談が行われ、まず鳩山幹事長が「まず自己紹介を」と切り出すと、首相は「よくご存じじゃないですか」と応じ、みなが笑った。伊吹文明幹事長も「われわれはビールのラベルみたいなものですから」とジョークを言ったが、かえってしらけた。
直後に幹事長らは隣部屋に移動し、前回と同様に首相と小沢氏の2人だけで密談が行われた。
従って、以下の話は産経の憶測と思われる。

「新テロ対策特別措置法案に協力しろ」としつこく言ってきた首相に対し、小沢氏は拒絶。首相は「それならば」と自衛隊海外派遣のための恒久法制定を持ちかけた。
それについて小沢氏が持論をまくしたて、福田首相はそれを聴きながら誰かと電話のやりとりをしていたらしい。
この段階で、両者何やら確認の必要に迫られたようで、会談を一端中止した。開始から1時間10分後だった。
午後6時半すぎに再開され、ここで首相は突然例の大連立構想を切り出した。
連立のネックは小選挙区制度である。参議院選で懲りた自民党としては中選挙区制に戻したかったようだ。それで「これもセットにどうだ?」と福田首相は小沢氏に迫った。
小沢氏も食指が動いたようで「党内で協議したい」と述べた。


読売などは「大連立は小沢の方から持ってきた話だ」と言っている。仕掛け人が言っているのだから信憑性はある。
中選挙区に戻せば昔のなれ合い選挙に戻る。もともと小選挙区は「選挙費用削減」が目的だったはずだが、実際は裏目に出て、実弾の捻出に苦労しているのは両党も同じ。公明や共産みたいにただ働きする奴がいないからタイヘンなのである。
この両者が考えた中選挙区は「2人区制」だろう。つまり自民と民主で議席を分け合って、公明やその他を追い出す作戦だ。自民党としてもやっと創価とおさらばできるまたとないチャンスでもある。「1期くらいなら小沢に首相を渡してもいい」くらいに考えているだろう。どうせもともと仲間だったんだから、カルトよりはましである。

自民も民主も「大連立」に表向き反対を唱えている連中は多いが、「自分の身分を安定化したいと思うのは人情だ。「中選挙区」になれば落選のリスクはかなり減る。

この美味しい餌を撒いた奴がナベツネであることが知れ渡ってまた騒ぎになった。中曽根や青木も一枚噛んでいたらしい。老害とは言ったものである。どうせやらせているのはアメリカだろう。馴れ合い二大政党化実現のための準備工作である。

自民も民主も、表向きと腹の中が違うのは言うまでもない。「反対」と騒いでいるのを見てまともに信じる奴は馬鹿である。

読売はナベツネの世迷い言を社説に載せている。公私混同もひどいものだ。読売の論説委員はみんなロボットである。こいつらには電気代だけで充分。数千万円に及ぶ年俸など無用だ。

党首会談 政策実現へ「大連立」に踏み出せ(11月3日付・読売社説)

 衆参ねじれの下で、行き詰まった政治状況の打開へ、積極的に推進すべきである。
 自民党総裁である福田首相が民主党の小沢代表との党首会談で、連立政権協議を提起した。いわゆる大連立である。実現すれば、日本政治に画期的な局面を開く。


民意を正確に知るには全国区で実施する完全比例代表制に尽きる。端数の取り扱い方でいろいろな方式があるが、どの方式も大して変わり映えしない。日本の二大政党化を目論んでいるアメリカが最も嫌うシステムだからだ。政党が流動化すると、傀儡状態を維持させにくくなるからである。
完全比例代表制なら、無所属でも新党にしておけば立候補できる。
変人や異常者の立候補を避けるために供託金制度は必要だろうが、もう少し値を下げる必要がある。現状だと貧乏人は立候補できない。
得票率50%以上を獲得する政党はなかなか出てこないだろうから必然的に連立を組むことになるが、政官癒着の弊害は確実に減る。政治家と地元との馴れ合いも減って「タヌキ道路・イタチテーマパーク」も防止できる。族議員もできにくいだろう。
政局が不安定になり政権交代がめまぐるしいと、「結局役人の言いなりになる」というリスクも増えることが予想される。それを防ぐためには「天下りを完全絶滅させておくこと」が必須条件である。
この方式なら、かなり政治の膿を出すことが可能になる。いいことずくめなのだが、国会議員の中には都合が悪い連中が多すぎて実現はまずありえない。これ以上妄想を書いても虚しいのでやめよう。
えっ、「公明党や共産党の議席が増えて、社民党も生き残っちゃうぞ?」
個人的には公明党には完全消滅してもらいたいが、共産や社民はそこそこいてもいいと思っています。野党としてやじる分には必要なキャラですから。


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