ハッブルのカメラ故障 NASAが対策検討
思うようにスペースシャトル(同じく老衰状態なので)も打ち上げられないので、メンテナンスができない。宇宙開発とは難しいものである。莫大な金を使って望遠鏡を宇宙に打ち上げるより、高い山に高性能の望遠鏡を据えた方が安上がり、というのが世界の趨勢のようだ。中古の修理より新品を買った方がお得、というのはここでも通用しそうな話である。ハッブルはこのまま流星となって燃え尽きてしまうのか。
(記事)
1990年に打ち上げられ、老朽化が進みつつある米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡の主要カメラが故障し、動かなくなっていることが24日、分かった。NASA関係者がAP通信に明らかにした。NASAが原因調査と対策の検討を進めている。
故障したのは、2002年にスペースシャトルの宇宙飛行士が新たに取り付けた高性能カメラ。ハッブルはバッテリーなど部品の消耗で来年にも使えなくなるため、NASAがスペースシャトルを送って延命させる可能性を検討している。
(参照)超高精度望遠鏡群「アルマ」着々 日米欧、チリで建設中
(写真)http://quest.nasa.gov/hst/photo.html
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