小泉悪政の結果、日本の賃金格差は悪化する一方で、生活保護対象者は急増し、国家財政を圧迫している。安倍は弱者切り捨て政策を継続すると言っているので、審査をより厳しくし、今後生活保護受給者数は減少し、「ますます日本の暮らしは豊かになった」と自画自賛するかも知れない。
なお朝日新聞の調査は例によっていい加減で、生活保護受給者の多くは小指だけ欠損した身体障害者であることを付け加えておく。彼らは豪華なマンション風市営住宅に優先的に住んで、ベンツで辛い夜勤に従事している。
私の知っている限りではまともな家庭の受給条件はやたらと厳しい。オヤジが酒乱で暴力がひどく、離婚を申し込んでも、拒絶され逃げ出して別居し、アパートに母子で生活している場合、母親が病弱で働けなくても、まず認可されることはない。役人は「ご主人の収入が高いのでだめです」と機械的に答える。誰かに頼んでオヤジを始末してもらうしかないのである。
実は受給認可を受ける簡単な方法がある。税金を納めるべき収入がないことが証明されればいいのだから、税金対象外の収入数千万円ある人物でも受給可能である。ベンツで乗り付け、義理の家族の方の応援を求めれば、担当役人は簡単に受理してくれるはずである。あらかじめ担当役人の個人情報を調べ、和やかな口調で役人の家族の心配でもしてやれば、更に友好的に進むだろう。
生活保護よりも問題だ思われるのはワーキングプアの存在である。実に日本人の勤労者の十分の一以上はこれに該当すると思われる。まじめに働いても生活保護収入以下しか所得が得られないのである。
彼らの7割が安倍内閣を支持しているのだろうか? あなたの頭がまだまともだったら、少しはマスコミ報道を疑ったほうがいい。
生活保護、過去最多の104万世帯 05年度の月平均
05年度の1カ月平均の生活保護世帯数が、104万1508世帯と初めて100万世帯を超え、過去最多となった。92年度の58万5972世帯を底に増加の一途をたどっている。景気回復に伴い、伸び率は鈍化しているが、厳しい状況が続いている。
厚生労働省が6日発表した社会福祉行政業務報告でわかった。月別では04年10月に100万世帯を突破。05年度に入っても100万世帯を超える水準が続いている。新たに保護を受け始めた世帯は前年度より8.1%減ったが、経済的に自立して保護の対象から外れる世帯が少ないために、増加傾向は止まっていない。
(参照)
ワーキングプア - Wikipedia
ワーキングプア
生活保護
生活保護 - Wikipedia
生活保護の不正受給 高松市-四国新聞社
生活保護は過酷な選択を迫る
(参照グラフ)
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