めぐみさん自殺主張 金英男氏「日本側鑑定は侮辱」
ちょっとめぐみさんの家族に問い合わせればわかるような嘘がすぐ露見した。ありもしない交通事故の話をしたのである。北朝鮮側の情報収集力のお粗末さ加減が知れる。本当に夫であったのかさえ怪しくなる人物である。この男と娘の血液鑑定をしてみれば、事実もはっきりするだろう。ここでこの男が人権を主張するのは笑止である。なにやら民団の選挙権主張を彷彿させる。
韓国政府や在日朝鮮人圧力団体の主張する権利と日本側の責任についてはかなり以前にさかのぼって検証する必要があるように思われる。
一方的に彼らの主張を真に受けると、とんだ馬鹿な目に遭う可能性もある。
ただ、このような意見文を書くと気になるのは、まともな朝鮮の人たち特に在日朝鮮人に対する日本人の対応である。一部が騒ぐと全部がそうだと思ってしまうのは怖ろしい大衆心理である。本ブログは決して朝鮮人差別を助長する意図など持っていない。
日本人もそうだが、善良な人はおとなしく、あまり主張を表面化させないので目立たない。韓国も北朝鮮も民衆の大半は個人的には良識的な人たちなのである。
しかし、マクロの観点で民衆として見ると、悪意ある圧力団体のプロパガンダに煽動され、利己的な愚挙を平然とやってのけるのである。
日本人にしても朝鮮人にしてもプロパガンダに煽られることなく、冷静な思考と行動を選択したいものである。
(記事)
横田めぐみさんの夫だった韓国人拉致被害者、金英男(キム・ヨンナム)さん(44)は29日、北朝鮮の金剛山ホテルで会見し、めぐみさんについて「1994年4月に病院で自殺した」と述べた。会見内容はこれまでの北朝鮮側の主張を繰り返しただけ。北の“広告塔”役を演じきった。
金英男さんは会見中、ときおり机に置いたメモを見て質問に答えた。めぐみさんについて「生きている人なら死んだとはいえない」と強調。「自殺」については「結婚前から鬱病(うつびょう)の症状があったが、悪化し神経異常の症状まで現れた」「(入院前にも)何度か自殺を試みたこともあった」と説明した。
偽遺骨問題にも触れ、日本側からめぐみさんの両親に責任を持って渡すことや公表しないという確認書まで取ったとし、日本政府の「遺骨は偽物」との鑑定結果を「自分とめぐみに対する侮辱。耐え難い人権蹂躙(じゅうりん)だ」と非難した上で、「政治的な目的としか思えない」と述べた。
自身の拉致については「漂流中に北朝鮮の船に救助された」と否定。北朝鮮では「特殊部門、具体的には統一部門の仕事をしている」とした。
また、めぐみさんの娘のキム・ヘギョンさんの名前について、「ウンギョンだ。ヘギョンは幼名」とし、「ヘギョンはめぐみの娘であり私の娘。日本当局の姿勢を見ても行かせたいと思えないし、本人も行かないと言っている」と述べた。
会見は韓国メディアに限定し、質問事項も事前提出させていた。
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