真相世界(The truth world)

200702馬鹿鉄道マニア 線路に寝そべりSL緊急停止 国民総白痴化進む

千葉方面に用があったので少し寄り道して取材に出かけることにした。したがって、今回は体験記である。

午前10時ごろJR京葉線の終点蘇我駅に下りJR内房線のホームに着くとそこはカメラや脚立を持った異様な集団がたむろしていた。9割は男である。女もいたが連れと一緒がほとんどだった。4両編成のローカル線は超満員である。普段ならラッシュ時間も過ぎ、地元民が利用するだけののんびりした時間帯である。
彼らの風体は一様に小汚かった。スーツ姿で地べたに寝ころぶわけにもいかないから当たり前だが、中には強烈な臭気を放つ者までいた。例えは悪いがホームレスそのもののような恰好だ。風呂にも入らずにシャッターチャンスを求めて各地を渡り歩いているのだろうか?

親子連れもいた。子供を学校に行かせなくても良いのだろうか? お世辞にも知的レベルが高いとは言えない連中もかなりいた。

列車が館山方面に動き出すと、沿道の至る所で人だかりができていた。特に鉄橋などがある場所では数百人単位でカメラを構えた連中が雀が電線に止まるように並んでいた。その周辺には彼らが乗ってきた車が無造作に駐車しており、渋滞が発生していた。

SLは姉ヶ崎という駅に止まっていた。かなりの乗客はそこで下りた。私もここで下りた。SLは白い煙を吐き出していた。大気汚染の心配が頭をよぎったが、JRがどのような対策をしているのかは知らない。私はSLには乗らず東京方面に引き返した。

やや偏見的な体験記になってしまったが、マニアの9割は常識の範囲内の連中だろう。しかし、数千人ともなると、100人以上の異常性格者がSL周辺をうろついていたことになる。

今回は列車の進行妨害をしただけでとどまったのは幸いだった。他のブログでもマニアの自己中心的振る舞いを批難しているが、私も同感である。自己中心的な人間が確実に増加している現実を見せつけられた思いである。

今回一番悪質だったのは60歳代の人で、自己中は若者の専売特許ではないことを物語っている。

D51撮影、線路侵入男まで…緊急停車相次ぐ


JR内房線富浦-那古船形駅間で緊急停車した列車。多くのファンが写真撮影していた=3日午前11時50分ごろ JR東日本などの観光キャンペーンで18年ぶりに千葉県内を運行中の蒸気機関車「D51」(通称・デゴイチ)に、カメラを抱えたSLファンらが接近し過ぎて、緊急停車するハプニングが相次いでいる。

 線路上に腹ばいになってシャッターチャンスを狙うファンもおり、同社千葉支社では頭を抱えている。

 キャンペーンは、「D51」が6両の客車を引き、千葉―館山駅間を走り、県民に雄姿を披露するというもの。

 今月1、3日に運行されたが、1日に千葉―木更津駅間で3度にわたり緊急停車。3日も、約500人を乗せて内房線富浦―那古船形駅間を走行中に、線路わきから身を乗り出すようにして撮影していたファンがいたために急停車したほか、那古船形―館山駅間で、60歳代の男性が線路上に寝転がってカメラを構えていたことから停車した。警察官が男性を注意した。

 運行中は、沿道で白バイ隊員が警戒し、機関士が時折、警笛を鳴らしているが、ぎりぎりまで線路わきから離れないファンがいるという。同支社では、4日と10、11、12日も予定通り運行を継続するが、「撮影マナーを守ってほしい」と呼びかけている。


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