150円(10元)とは変な意味で良心的値段である。競合が多いのであまりボッたくれないのだろうか?
アメリカ政府によると、知的財産権を侵害されている被害額は年間23兆円とのことだが、根拠はわからない。同じ算出法でいけば、日本の被害額も同等だろう。この調子だと、中共の知的財産権侵害総額は、自国の国家予算を上回っていることは確実である。
(参考2003年データ 歳入:1兆8,914億元、歳出:2兆2,012億元)
日本の天文学的な財政赤字も、中共に賠償請求して、応じてくれれば完納できるかも知れない。
中国でビスタを売っても意味があるかという疑問の声もある。とにかくやたら重たいソフトである。私も評価版を入れてみたが、その日のうちに使う気力がなくなった。慣れないせいもあるが、使い勝手が良いとは思えなかったし、IEも一段と使いづらくなっていた。個人的にはバージョン6の方が使いやすい。
果たしてこの重たいソフトを使いこなせるだけのパソコンが中共にどれくらいあるのか疑問である。
(参照)MSの次世代OS『ウィンドウズ・ビスタ』は期待外れか:
このサイトを見るまでもなくビスタの評判はすこぶる悪い。
一時中共政府は無償で使えるリナックスを推奨していた時期があったと思われるが、今はどうしているのだろう。
(参照)中国と Linux:
どうもいまいちのようである。マイクロソフトの寡占状態を打破するためにはリナックスに是非とも頑張って貰いたいが、アプリケーションで後塵を拝しているだけに使い勝手の悪さは否めない。
ビスタで見るように、マイクロソフトの体質には陰りが見えている。IT企業は成長も早いが没落も早い。今成長株のGoogleがリナックスと提携すれば面白いことになるだろう。
(参照)リナックス・コミュニティ、連合を強めマイクロソフトに対抗:
実は先日会社のパソコンがクラッシュしたので、CDブートのリナックスでデータのサルベージを謀ったが、HDを認識してくれなかった。かなり昔DLしたやつなので、最近のメモリー量をカバーする性能がなかったようだ。
とにかく、めったに使わないので、ヨーわからん。いつかはリナックスに乗り換えようと思いつつだらだらウィンドウズを使ってしまっている自分が情けない。
ニセモノ大国 今度は…ビスタ海賊版 150円
北京で早くも出回っているマイクロソフトの新ソフト「ビスタ」(左)と「オフィス」の海賊版
マイクロソフトが先月三十日に発売したばかりの新しいパソコン基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」の海賊版が、既に中国で出回っている。値段はわずか十元(約百五十円)。
北京では、海賊版は一月十五日前後から登場し、偽物が“先行発売”となった。ビスタと同時発売のソフト「オフィス」は一カ月前から売っている。
北京中心部のショッピングセンター「百脳匯」前の路上では、女性が通行人に声をかけている。女性の案内で古い民家に入ると、ベッドの下に段ボールに詰まった海賊版があった。
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